fbpx

コンサル業界ニュース

2017.01.22 ドリームインキュベータ(Dream Incubator)の概要

コンサル業界ニュースメールマガジン登録


 

特徴

  • 戦略コンサルティングとベンチャー企業の育成支援を軸に創業したドリームインキュベータは、現在、事業創造のための支援を包括的に提供するビジネスプロデュースにサービスの幅を広げている。
  • 自社でもグループ会社を通じ複数の事業を手掛けることで、ビジネスプロデュースを体現している。
  • 国内外に子会社を持ち、ペット向けの医療保険事業やアセットリクイデーション事業、知的財産権への投資等、グループ全体で幅広い事業を展開している。
  • 2002年5月に東証マザーズ市場に上場しており、2005年9月には東京証券取引所市場第一部に上場。
  • 出典:同社WEBサイト・会社概要ページ
     

展開サービス領域

  • 事業の創出・育成を目的とした「Business Producing Company」として、コンサルティングとインキュベーションの2事業を主軸にサービスを展開。
  • コンサルティング事業では、大企業や政府向けの戦略コンサルティング、プロデュース支援、M&A支援(ファイナンシャル・アドバイザリー)、経営幹部育成支援を展開。製造業、消費財・流通、商社・金融業のクライアントを中心にサービスを提供している。
  • インキュベーション事業は、営業投資セグメント、保険セグメント、アッセトリクイデーションセグメント、知的財産権セグメント等により構成される。
  • 営業投資セグメントでは、国内外のベンチャー企業を対象とした投資育成を実施。近年は、デジタルメディア、AI・ロボティクス・IoTベンチャーへの投資パイプライン構築と投資実行に着手。海外ベンチャーキャピタル(米国、中国、インド)との共同投資育成事業案件が増加している。
  • 保険セグメントでは、子会社アイペットがペット向け医療保険事業を展開。アセットリクイデーションセグメントでは、子会社リバリューが返品商品・余剰在庫の流動化サービス等を展開。知的財産権セグメントでは、子会社日本知財ファンド1号投資事業有限責任組合が知的財産権等への投資事業を行う。
  • 出典:同社WEBサイト・事業概要ページ
     

組織・事業規模

  • 株式会社ドリームインキュベータ(Dream Incubator Inc.)は、東京都霞が関に本社を置き、2016年3月時点で86名のスタッフ(連結会社で308名)を雇用。平均年齢33.7歳、平均勤続5.3年、平均年収12百万円。
  • 売上は約30億円、経常利益は約3億円。連結会社では売上約127億円、経常利益約5億を上げる(2016年3月期)。
  • 国内外に連結子会社を持つ。ペット医療向け保険事業を展開するアイペット損害保険株式会社、中国におけるコンサルティング事業を展開する得爱(上海)企业管理咨询有限公司、ベトナムにおけるコンサルティング事業及び投資事業を行うDream Incubator (Vietnam) Joint Stock Company、ベトナムとタイにおけるマーケティング及びサーベイ事業を展開するDI MARKETING CO., LTD.とDI MARKETING(THILAND) CO., LTD.、ミクロネシアを拠点に営業投資事業を行うDI Pan Pacific Inc.等がある。
  • 出典:同社2016年3月期有価証券報告書 アイペット社WEBサイト 
     

歴史

  • 2000年4月に会社設立。同年6月に東京都六本木に本社事務所を開設し活動を開始する。(2011年に東京都霞が関に本社移転)
  • 2001年2月、連結子会社の株式会社デライトを設立。
  • 2002年5月、東証マザーズ市場に上場。
  • 2005年9月、東京証券取引所市場第一部に上場。
  • 2007年11月、ベトナムホーチミン市に現地法人Dream Incubator Joint Stock Companyを連結子会社として設立。
  • 2010年12月、中国上海市に現地法人得爱(上海)企业管理咨询有限公司を連結子会社として設立。
  • 2011年2月、株式会社アイペットを連結子会社とする(発行済株式数の82.11%取得)。
  • 2011年8月、シンガポールにDREAM INCUBATOR SINGAPORE PTE. LTD.を設立。
  • 2012年2月、日本知財ファンド1号投資事業有限責任組合を連結子会社として設立。
  • 2016年9月、インドムンバイ市に駐在事務所を設立。
  • 出典:同社WEBサイト・沿革ページ
     

キャリアパス

  • ドリームインキュベータのキャリアパスは、ビジネスプロデューサー(BP)、マネジャー、シニア、マネジャー、執行役員から構成される。
  • ビジネスプロデューサーは、同社が展開する事業領域の中で、海外拠点・現地法人の立上げや事業展開、グループ会社・投資育成先企業への出向、新規事業創出・運営など、総合力を実践することが求められる。
  • 出典:同社WEBサイト・キャリアパス
     

ドリームインキュベータ出身の起業家(※設立年順)

 
 
特集ぺージで、その他の「コンサルファーム出身の起業家」を見る

 
ドリームインキュベータ関連のニュース

コンサル業界ニュースメールマガジン登録


 

Pickup

Feature

マッキンゼー出身の原聖吾氏が設立した医療系スタートアップが11億円の資金調達

マッキンゼー出身の起業家 原 聖吾 氏が2015年に起業した医療系スタートアップ「株式会社情報医療」(※以下「MICIN」)が、2018年4月末までに三菱商事株式会社など4社から11億円を調達したことを発表した。

2018.05.15

~INTERVIEW~A.T.カーニー石田真康が歩む戦略コンサルタントと宇宙ビジネス活動という2つの世界

宇宙ビジネスに取り組むきっかけ。それは、30歳を手前に病に倒れた時、少年時代に抱いた宇宙への憧れを思い返したことだった。石田氏は戦略コンサルタントとして活動しながらどのように宇宙ビジネスに取り組んでいるのか語ってもらった。

2018.01.10

~INTERVIEW~ 経営共創基盤の10年【第4回】コンサル業界の枠を超えたプロフェッショナルファームの実像

経営共創基盤(IGPI)の代表的な実績の一つが、東日本の地方公共交通など8社を傘下に持つ「みちのりホールディングス」への出資と運営だ。経営難の地方公共交通事業を再建しローカル経済にも貢献している意味でも高い評価を得ている事業。なぜ右肩下がりが続く構造不況業種の地方公共交通に出資したのか、どのように事業再生の成功にまでに至ったのか。みちのりホールディングス代表取締役の松本順氏(経営共創基盤・取締役マネージングディレクター)に聞いた。

2017.11.22


ページの先頭へ