7月29日ドリームインキュベーターは決算を発表。

売上：　1,889百万円　（前年比　＋12%）

営業利益：　132百万円　（前年比　－19.7%減）

純利益：　86百万円　（前年比　＋7.8%）

となっている。営業利益ベースで前年比マイナスになっているのは、販売費及び一般管理費の増加を抑えられていない模様。しかし、為替差益(22百万円)などの営業外収益を考慮すると、純利益では前年比7.8%増加を維持している。

同社はコンサルティング事業と、ベンチャー投資育成事業を営む。その主な事業別の成績も見てみよう。

• コンサルティング事業の売上高は480百万円と、売り上げ全体の約25%を占め、営業利益は81百万円
• ベンチャー投資育成事業のうち、保険事業セグメントが1,189百万円と、売り上げ全体の約63%。営業利益は154百億円。これは、連結子会社である、アイペット損害保険株式会社が運営するペット医療向け保険によるものである。

営業投資事業セグメントにおいては、既存投資先ベンチャーのうち、当社が深く支援することで成長加速が見込まれる先とそれ以外の先について選別。集中すべき先については資金と人材を投入、それ以外については売却を進めたとのことだ。

同社は、通期での連結業績予測を公表していないが、コンサルティング事業については、通期で前連結会計年度から15％程度の売上高増加を目指すとしており、また、保険事業セグメント売上が通期では前連結会計年度に対して20％程度の売上高成長率を見込んでいるとのこと。

また、営業投資事業セグメントにつきましては、投資先ベンチャーの内、１社のIPOが完了しており、更に１～２社のIPO可能性を見込んでいるとのことだ。詳しくは以下の決算をご覧ください。

http://www.dreamincubator.co.jp/ir13072901.pdf