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2021.06.28 ISID、地域金融機関融資に特化した賃貸不動産融資支援サービスを提供開始

6月17日、株式会社電通国際情報サービス(以下、ISID)は、地域金融機関の賃貸不動産融資に特化した「BANK・R(バンクアール)賃貸不動産融資支援サービス」を提供開始した。本サービスは、ISIDが融資業務統合ソリューション「BANK・R」の提供を通じて培った融資業務に関するノウハウと株式会社プライスハブルジャパン(以下、プライスハブル)のAI不動産査定サービスを融合したSaaS型サブスクリプションサービスである。

ISIDは、賃貸不動産の賃料をAI評価エンジンにより推定し、物件査定、融資シミュレーション、中間管理を支援するサービスをプライスハブルと共同で開発した。地域金融機関は本サービスにより、顧客リテンション改善に繋がるコンサルティング機能強化や審査スピード向上と物件価値の客観的把握によるリスク影響に合わせた中間管理態勢の構築が可能になる。

本サービスの機能と特徴は以下の通りである。

▪物件査定:
都市圏のみならず地方を含めた幅広いエリアにある物件の周辺環境や人口動態、類似物件、賃料相場に関するデータをビジュアルに提供し、AI評価エンジンが暮らしやすさのスコア化、物件の賃料や売却価格を推定。

▪審査支援
賃貸事業の将来収支とそれに基づいた融資条件(融資期間、融資額、返済比率など)のシミュレーションが可能。

▪物件管理:
融資中物件の契約条件や建設業者・賃貸管理業者などの業者情報、実質賃料といった定量情報、中間管理における融資先との調査面談結果を時系列に一元管理。

▪分析・GIS(地理情報システム)データ表示:
融資先の実態把握や融資条件の見直しが必要なリスクを早期発見するためのポートフォリオ分析機能やマクロ環境を管区人するための人口動態推計や地価情報と言ったオープンデータの地図表示機能を提供。

詳しくはこちらのプレスリリースをご覧ください。

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