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2023.01.24 【調査レポート】世界のIPO件数は前年比45%減、調達額は61%減少-EY

1月12日、EYが2022年のIPOに関する調査結果を発表した。EYによると、2022年の世界のIPO件数は、1,333件(前年比:45%減少)、調達額は1,795億米ドル(前年比:45%)であった。前年比において著しい低下が伺えるが、2019年の新型コロナウイルス感染拡大前と比較すると、IPO件数は16%増加している。

2022年のセクター別のIPO件数では、テクノロジーセクターが全体の23%でトップとなり、調達額ではエネルギーセクターが全体の22%でトップとなる結果であった。調達額10億米ドル以上の大型案件であるメガIPOによって上場した企業をみると、平均調達額は前年比で45%増加した。これは、エネルギー業界のメガIPOに高い評価額が付けられたことが主な理由であるとされている。

Asia-Pacificにおいて,IPO件数は845件、調達額1,206億米ドルであった。これは、2022年における全世界のIPO件数の63%、調達額の67%に上る。また、中華圏は2022年末までに最高年間資金調達額を更新する見込みである。

詳しくはこちらのプレスリリースをご覧ください。

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