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2022.06.24 EC業界のトレンド5選|厳しい競争を勝ち抜くポイントも解説

EC_trend

商品をインターネットで注文するのが当たり前の時代になり、ビジネスにおいてもEC業界が大きな注目を浴びています。ECビジネスに新規参入する企業や個人事業主も多いですが、厳しい競争を勝ち抜くにはEC業界のトレンドを把握しておく必要があるでしょう。 

この記事では、EC業界のトレンドや今後の動向を分かりやすく解説します。 

  

  

そもそもECとは

ECとは電子商取引(Electric Commerce)の略で、インターネット上での売買全般を意味する言葉です。「ネットショップ」や「インターネット通販」、「ECサイト」など様々な表現がありますが、いずれもECに含まれます。ECサイトの例でいえば、Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングなどがあります。 

  

日本におけるECの誕生 

日本でECが最初に誕生したのは1993年頃で、1997年には楽天市場が登場しました。ECの誕生は比較的早かったのですが、当初は米国ほど成長していませんでした。 

インターネットが普及した2000年代から、日本でもEC市場が拡大していったのです。昨今ではコロナ禍の影響もあり、EC市場に大きな注目が集まっています。 

  

  

EC業界のトレンド5選

EC業界における最新のトレンドは下記の5つです。 

1. コンテンツマーケティングのメジャー化 
2. ボイス検索機能の導入 
3. スマートフォンでの購入が増加 
4. 越境ECサービスの拡大 
5. 多種多様な決済手段 

1つずつ見ていきましょう。 

  

①コンテンツマーケティングのメジャー化 

近年ではブログなどを活用し、ユーザーに役立つ情報を提供するコンテンツマーケティングがメジャーとなっています。背景にはGoogleの検索エンジン技術の進歩、広告費の高騰化などがあります。 

コストをなるべくかけずに新たなユーザーを取り込めることから、2015年頃からコンテンツマーケティングを導入する企業が急激に増えました。 

  

②ボイス検索機能の導入 

近年アメリカでは、ECサイトアプリでボイス検索機能を導入する企業も増えています。直接文字を入力する必要がなく、高い利便性があることから、今後も普及していくと予想されています。 

日本ではまだそれほど浸透していませんが、日本でもボイス検索機能の搭載が当たり前になる日もそう遠くはないかもしれません。 

  

③スマートフォンでの購入が増加

ネットショッピングを行う際のデバイスは、スマートフォンが大半を占める時代になっています。MMD研究所の2018年のデータによると、ネットショッピング時のスマートフォン利用率は「81.3%」とのことです。 

ネットショッピングをするときに利用するデバイス

参考元:2018年版:スマートフォン利用者実態調査 (mmdlabo.jp) 

スマートフォンでの注文が当たり前になった昨今、ECサイトもスマホに最適化させるのが当たり前になっています。 

  

④越境ECサービスの拡大 

商圏を海外に広げる「越境ECサービス」の拡大も、今後ECを成長させる上で重要になると考えられています。海外に商品を売る上では、法律や言語・送料などの壁が問題となっていました。 

しかし、国内市場は少子化もあって限界が見え始め、成長するには海外への拡大が欠かせません。また、国内は賃金が伸び悩んでおり、価格も上がらないため価格競争に陥りやすいといった側面もあります。 

今後は越境までECを拡大させるECサイトが増えると予想されています。 

  

⑤多種多様な決済手段

近年はキャッシュレス化が進み、決済手段が多様化しました。ECサイトにおいても、どれだけの決済手段があるかは重要です。クレジットカード決済や代引き決済だけではなく、キャリア決済やコンビニ決済など、消費者のニーズを満たす決済方法が増えています。 

ECビジネスにおいてカゴ落ちを防ぐには、多様な決済方法に対応する必要があるでしょう。 

尚、複数の決済手段を導入する際は、決済サービスを利用すれば簡単に導入・管理できます。例えば、決済サービスのKOMOJUは、コンビニ決済やキャリア決済、後払い決済など幅広い決済手段に対応しています。 

コンビニ決済の導入|KOMOJU 

  

  

EC業界は今後も成長していくと予測

EC業界は右肩上がりで成長を続けており、今後も成長していくと予測されています。AI技術が普及すれば人件費も削減でき、利益を出しやすくなるでしょう。 

また、日本国内においては越境ECの拡大が重要です。海外にも上手く商圏を広げることで、一気にEC業界は成長していくでしょう。 

  

  

ECサイトはプラットフォームを使えば簡単に構築できる

自社のECサイトを作ろうとした場合、プラットフォームを使えば簡単にサイトを開設できます。 

例えば、カナダ発のShopifyは世界で170万社以上に利用されているECプラットフォームです。サイトの立ち上げも簡単で、個人事業主から大企業まで幅広い規模のビジネスで利用されています。 

Shopifyは決済サービスのKOMOJUとも提携しており、多種多様な決済も簡単に導入することができます。 

Shopifyストアに決済手段を導入する|決済代行のKOMOJU 

  

    

【2022年】EC業界の最新ニュース3選 

EC業界は、常に変化していく世界でもあります。ここからは、EC業界の最新ニュースを3つ紹介していきます。 

・「Amazonが近い将来NFTの販売を示唆する」 
・「楽天がカタログ通販に参入」 
・「Apple、iPhoneを使った新たな決済サービスを提供」 

1つずつ見ていきましょう。 

  

①「Amazonが近い将来NFTの販売を示唆する」 

2022年4月15日、AmazonのCEO「アンディー・ジャシー」氏は、近い将来AmazonがNFTを販売する可能性があると示唆しました。同時に、仮想通貨の導入予定は考えていないことも明らかにしました。 

なお、NFT販売に参入する時期は明言していません。仮に世界最大手のECサイトであるAmazonがNFTの販売を導入すれば、EC業界のトレンドは大きく転換するかも知れません。 

  

②「楽天がカタログ通販に参入」

2022年3月31日、日本最大手ECサイト「楽天市場」は、日本郵便と協業してカタログ通販へ参入することを発表しました。 

具体的には、楽天市場の商品を掲載したカタログを発行し、郵便局で申し込みができるようにします。 

最初は近畿圏の郵便局で開始し、2022年6月以降は北海道で展開、徐々に取扱商品も拡大していく予定です。郵便局と提携することで、新たな顧客を獲得できる見込みも高まるでしょう。 

  

③「Apple、iPhoneを使った新たな決済サービスを提供」

2022年2月8日、米AppleはNFC技術を用いて「iPhone本体が決済端末になる」新機能を、アメリカで展開すると発表しました。 

これまでは専用の端末を必要としていたのですが、NFCを使えば専用の端末も不要になります。なお新サービスではカード決済以外に、Apple Payにも対応しています。 

今後は移動型の店舗でも、手軽に非接触型決済サービスが導入しやすくなる見込みです。 

  

  

まとめ 

この記事では、EC業界のトレンドや今後の動向について解説しました。EC業界は、インターネットやスマートフォンの普及を背景に成長を続けてきましたが、参入企業の増加や少子化などの影響もあり、競争の激しさが増しています。今後、厳しい競争を勝ち抜くためには、コンテンツマーケティングやスマートフォン最適化といった取り組みはもちろん、商圏を海外まで広げる越境ECや多様な決済手段への対応などが重要なテーマとなりそうです。 

この記事が少しでも参考になったなら幸いです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。 

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