IBM Consultingは、Center of Excellence for Generative AI（以下、CoE）を設立した。

CoEでは、新たに発表された「IBM watsonx」を含む企業向けAIなどを活用して、お客様の主要なビジネスやプロセスの生産性を高めていく。そして、顧客体験を向上させ、新しいビジネス・モデルを生み出すことが目的だ。

CoEには、21,000人のデータサイエンティストおよびAIコンサルタントと、1,000人以上の生成AIの専門知識をもつコンサルタントが属している。

CoEは好調に始動しており、2023年だけでも、IBM Consultingは100社以上の顧客に対して、従来型機械学習のAI戦略立案と生成AIの導入を支援した。

たとえば、マスターズでAIが生成したスポーツの音声解説を数百万人のファンに配信したり、生成AIとIBM Watson®を組み合わせて三井化学の製品における新しい用途の発見を検証した事例などがある。

IBM Consultingでは、基盤モデルを適用した初期のプロジェクトのいくつかにおいて、価値創出に要する時間を従来のAIアプローチと比較して最大70％加速させることができた。

今後IBM Consultingでは、watsonxに特化したプラクティスを構築するとともに、パートナー企業とのコンサルティング・ビジネスの拡大も計画していく。

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