2022.05.16 DXテクノロジー事例|週刊DXニュース(2022年5月号No.2)
DX(デジタルトランスフォーメーション)事例をテクノロジー視点でご紹介する「週刊DXニュース」。今回は、「DX×AI」や「DX×NFT」、「DX×IoT」をキーワードに、4/26~5/9に発表されたニュースをまとめてご紹介します。DX・テクノロジーのトレンドに関心がある方は、ぜひご一読ください。
2022年5月号No.2
目次
・DX事例|AI
- 121のサービスをまとめた画像認識AIカオスマップの最新版!
- 京大をはじめとする研究グループが細胞の直接変換を誘導する転写因子予測AIを開発
- 産官学連携で横浜市の観光イノベーションを促進
・DX事例|NFT
- 業界初!NFTの偽造・複製ファイルを見つけることが可能に
・DX事例|IoT
- サステナビリティ向上に向けた新たなIoTサービスをNTTが立ち上げ
DX事例|AI
DX×AI事例に関して、4/26~5/9に発表されたニュースを3点ご紹介します。
121のサービスをまとめた画像認識AIカオスマップの最新版!
AIを搭載した製品・サービスの比較・資料請求が無料でできるAIポータルメディア「Alsmiley」が、画像認識AI関連サービスをまとめた「画像認識AIカオスマップ2022」を公開しました。多くの企業が取り組む画像認識AI領域を整理することができるので、DX推進に関心のある方はぜひご一読ください。
京大をはじめとする研究グループが細胞の直接変換を誘導する転写因子予測AIを開発
京都大学や九州工業大学の教授による研究グループは、既に分化した細胞を別の細胞へと直接変換することを誘導する転写因子を高精度で予測するAI手法を開発しました。AIなど機械学習を医療分野の研究に役立てた、非常に注目されている活用事例です。
細胞の直接変換を誘導する転写因子を高精度で予測するAI手法を開発-マルチオミクスデータと機械学習を活用した再生医療の開拓-
産官学連携で横浜市の観光イノベーションを促進
グローバル企業や自治体とパートナーシップを組み、DX推進やSDGs貢献に取り組むAvintonジャパンが、神奈川大学や自治体などと連携し、観光関連のビッグデータを活用した横浜市の観光イノベーションに貢献します。自治体がデジタル活用によって、観光をどのように盛り上げるのか注目のトピックです。
【SDGs】Avintonが神奈川大学と連携し、ビッグデータ技術で苦境の横浜観光のイノベーションに貢献
DX事例|NFT
ここからは、NFTを活用した事例をご紹介します。
業界初!NFTの偽造・複製ファイルを見つけることが可能に
近年、NFTマーケットにおいて、偽造NFTの出回りが問題視されています。そこで、NFT変換サービスなどを展開するMETABOXが、NFTの偽造・複製ファイルを見つけ出すことができるサービスをリリースします。急速に発展するNFT市場おいて注目の新サービスです。
STAR Netで偽造・複製NFTファイルを簡単に見つけ出せます!業界初の「FAKE NFT Checker」β版をMETABOX社がリリース。無料で利用できます!
DX事例|IoT
最後に、IoTに関する最新の事例のご紹介です。
サステナビリティ向上に向けた新たなIoTサービスをNTTが立ち上げ
NTTは、企業のCO2排出量削減を支援し、サステナビリティ向上に貢献する新たなIoTサービスを開始します。本サービスによってデータドリブンな意思決定を支援し、IoTを活用した二酸化炭素排出量削減を図ります。カーボンニュートラルをはじめとする環境課題の解決におけるテクノロジー活用の事例として興味深いニュースです。
まとめ
今回は、DX・テクノロジー事例について、「DX×AI」、「DX×NFT」、「DX×IoT」に関するニュース(4/26~5/9)をご紹介しました。DXの取り組みは今後ますます加速していくことが予想されます。こちらのコーナーを通して、今後も皆様にいち早く情報をお届けできればと思います。