2022.04.06 NTTデータ経営研究所、「SUGATAMI」を活用したまちづくり支援の取り組みを開始
3月22日、株式会社NTTデータ経営研究所(以下、NTTデータ経営研究所)は、日本電信電話株式会社(以下、NTT)とともに、まちの「いま」を映す鏡となる指標「SUGATAMI」を活用したまちづくり支援の取り組みを開始した。NTTは、地域・住民により運営されるまちづくりをめざし、Sustainable Smart City Partner Program(以下、SSPP)を推進しており、今回の取り組みは、SSPPの一環として行われる。
開発の背景には、近年、まちづくりにはまちの経済価値だけではなく、地域・住民の幸せを軸にした価値が求められていることがある。
SUGATAMIは、まちの魅力を可視化し、自分のまちのめざす姿と現状を客観的に把握・自認することを可能にする。また、人中心の経済以外の価値基準を加えた住民目線での自治体運営・まちづくりに寄与することにより、地域・住民の幸せの最大化へ貢献することを目的としている。
SUGATAMIとは、都市機能・そこで暮らすひとびとの満足感・幸福感などの指標から、その地域の豊かさを可視化し、まちづくりを支援する取り組みである。インフラなどのパフォーマンスはもちろん、住民の気持ちのありかたまで可視化することで、その地域ならではの豊かさや特色、ポテンシャルをひも解くことができる。
活用方法は以下の6点である。
・行政のEBPM(Evidence-Based Policy Making)への活用
・地域の魅力再発見、ポテンシャルの可視化
・都市の強み/弱みの把握を通じたブランディング
・住民の行政やまちづくり、地域コミュニティへの参画意欲、愛着を向上
・Society5.0推進への進度可視化
・行政統計調査業務へのデータ活用(デジタル化)によるコスト削減
詳しくはこちらのプレスリリースをご覧ください。