DX（デジタルトランスフォーメーション）事例をテクノロジー視点でご紹介する「週刊DXニュース」。今回は、「DX×AI」や「DX×ブロックチェーン」、「DX×NFT」をキーワードに、3/15～3/28に発表されたニュースをまとめてご紹介します。DX・テクノロジーのトレンドに関心がある方は、ぜひご一読ください。

2022年4月号No.1 

　　

　　

目次

・DX事例｜AI 
　－　従業員の健康意識を変える生活習慣病発症リスク予測機能を健康経営支援アプリに導入 
　－　Webアプリのセキュリティ診断をAI・RPAによって大幅に自動化 
　－　ANA XとアポロがANAグループのデータアナリティクスによる提供価値拡大を目指し、新会社設立 
・DX事例｜ブロックチェーン 
　－　ブロックチェーンを用いたプレミアム付きデジタル地域商品券を山形市が導入 
・DX事例｜NFT 
　－　LINEがNFTマーケットプレイスを開始し、100種類以上のNFTを販売 

　　

　　　

DX事例｜AI

DX×AI事例に関して、3/15～3/28に発表されたニュースを3点ご紹介します。

　　 

従業員の健康意識を変える生活習慣病発症リスク予測機能を健康経営支援アプリに導入 

三井不動産が提供する健康経営支援アプリ「&well (アンドウェル)」に東芝が開発した「生活習慣病発症リスク予測AI」と「リスク低減シミュレーション」の2つの機能が導入されます。従業員の健康意識の向上によって、企業の健康経営が促進されることが期待されるAIを活用した事例です。 

健康経営支援サービス「&well」に生活習慣病発症リスク予測AIを導入、実証実験を開始 

　　

　　

Webアプリのセキュリティ診断をAI・RPAによって大幅に自動化 

情報セキュリティ分野に強みを持つラックが、新たなセキュリティ診断ブランドを発表しました。今回、Webアプリケーション診断のプロセスをAIとRPAを使った自動診断ツールによって大幅な効率化を目指します。セキュリティ診断を検討している方は、ぜひご一読ください。 

ラック、DXが進むビジネス環境に対応する、新たなセキュリティ診断ブランド「DiaForce」を発表  

　　

　　

ANA XとアポロがANAグループのデータアナリティクスによる提供価値拡大を目指し、新会社設立 

ANAグループのANA XとAIソリューションを提供するアポロが、データベースマーケティングを軸とする新会社「Orbitics (オービティクス)株式会社」を設立しました。ビッグデータを活用したデータベースマーケティングは、どのような価値を創出するのでしょうか。企業のデータ利用に関心のある方はぜひチェックしてください。 

ANA Xとアポロ、データベースマーケティングの新会社を設立「Orbitics（オービティクス）株式会社」 

　　

　　　

DX事例｜ブロックチェーン

ここからは、ブロックチェーンを活用した事例をご紹介します。

　　 

ブロックチェーンを用いたプレミアム付きデジタル地域商品券を山形市が導入 

SBIホールディングス、九州電力、筑邦銀行の3社による合弁会社「まちのわ」が提供するデジタル地域通貨・商品券などの発行支援を行うプラットフォームが東北地方で初めて、山形市に提供されます。近年、デジタル通貨の地域券などによる地方創生が活発化しており、ブロックチェーンの活用事例として、トレンドとなりそうな話題です。 

東北地方初！デジタル地域通貨・商品券の発行を支援する情報プラットフォームを新たに山形市が導入決定 

　　

　　

DX事例｜NFT

最後に、NFTに関する最新の事例のご紹介です。 

　　

LINEがNFTマーケットプレイスを開始し、100種類以上のNFTを販売 

LINEグループのブロックチェーン事業を行うLVCが、NFT総合マーケットプレイス「LINE NFT」を4月より開始します。NFTに注目が集まる中、LINEと連携したマーケットプレイスを提供することで、消費者はよりNFTを身近に感じることができるのではないでしょうか。NFT領域に興味のある方は要チェックです。 

NFT総合マーケットプレイス「LINE NFT」 4月13日(水)に提供開始  

　　　

　　　

まとめ

今回は、DX・テクノロジー事例について、「DX×AI」、「DX×ブロックチェーン」、「DX×NFT」に関するニュース（3/15～3/28）をご紹介しました。DXの取り組みは今後ますます加速していくことが予想されます。こちらのコーナーを通して、今後も皆様にいち早く情報をお届けできればと思います。