2022.01.26 SAPジャパン、富士通と共に大和ハウス工業のグループ経営基盤システムを刷新
1月18日、SAPジャパン株式会社(以下、SAPジャパン)は、富士通株式会社(以下、富士通)と、大和ハウス工業株式会社(以下、大和ハウス工業)のグループ経営基盤システムの刷新を発表した。今回のシステム刷新は、大和ハウス工業のグループ会社の財務情報を可視化・分析することによるガバナンス強化を目的としている。
今回、財務情報の統合管理基盤として、「SAP S/4HANA®」「SAP S/4HANA® for central finance」を採用し、2022年8月の稼働開始を目指して富士通がシステムの構築および運用を担う。それにより、両社は大和ハウス工業のグローバル経営の強化をサポートする。
大和ハウス工業は、主に以下の3点の実現に必要なソリューション群の中核として「SAP S/4HANA®」の採用を決定した。
▪社内外プロセスの連携
▪迅速性(変化への対応スピード向上)
▪革新性(高度・最新技術の適用)
それによって大和ハウス工業は、リアルタイムな財務状況の把握、意思決定スピードの加速を実現する。さらに、従来マニュアルで行っていた分析やレポート作成などを自動化することで、業務効率化と経営計画など付加価値の高い業務へのシフトを図る。
今後、大和ハウス工業はグローバルでグループがガバナンスを強化するために、「SAP S/4HANA® for central finance」を採用し、海外拠点や買収企業、合弁会社を含むグループ会社での情報を有効活用していく。
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