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2021.10.05 SAPジャパン、花王の決算業務プラットフォームとしてブラックラインとの協業ソリューションを導入

9月28日、SAPジャパン株式会社(以下、SAPジャパン)は、ブラックライン株式会社(以下、ブラックライン)とSAPの協業ソリューション「SAP® Account Substantiation and Automation by BlackLine」を花王株式会社(以下、花王)の決算業務プラットフォームとして稼働開始したことを発表した。ブラックラインは、クラウド型決算プラットフォーム「BlackLine」を提供し、導入企業の効率的な決算処理を実現している。

今回花王は、すでに欧米の海外部門で導入実績のあったクラウド型決算プラットフォームである本ソリューションの導入を決めた。2020年10月~12月の期間をフェーズ1とし、本ソリューションの「タスク管理」と「勘定照合」のモジュールを導入し、「スモールスタート&クイックウィン」を目指した。2021年~6月のフェーズ2では、ユーザーを追加し、「マッチング」と「仕訳入力」のモジュールを導入した。それにより、高度な自動入金消込、経過勘定の貸借消込からの勘定内訳明細の自動作成や会社ニーズに応じた自動仕訳の作成を実現した。

本ソリューションの導入後、花王の会計財務部門の在宅勤務率は現時点で80~90%を実現している。さらに、仕訳入力とタスク管理の連動や、押印をなくして紙の印刷を100%削減する目標も達成した。今後、決算業務時間の30%削減を目標として取り組みを進める方針である。

詳しくはこちらのプレスリリースをご覧ください。

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