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2021.11.12 日本IBM、サッポロビールとAIを活用した開発商品レシピ作成のテスト運用を開始

11月4日、日本アイ・ビー・エム株式会社(以下、日本IBM)とサッポロビール株式会社(以下、サッポロビール)は、AIを活用したRTD※における商品開発システムのテスト運用を開始したことを発表した。

※RTD…Reaady to Drink。栓を開けてそのまま飲める低アルコール飲料

今回、日本IBMは顧客のDX推進に向けたデータドリブンでの施策策定や実装支援のノウハウを活かし、データ分析とAI予測エンジンの導入支援を行った。本システムの構築の商品開発システムのアルゴリズム作成にあたり、過去の官能評価データと採用された香料の特徴に関する情報をAIに学習させた。そして、立案された新商品のコンセプトをもとに、香味特徴と目標とするプロファイルを画面に入力すると、目指すコンセプトや香味プロファイルに合致するレシピ(推奨配合骨格と推奨香料)が出力される。

本テスト運用において、出力された配合に基づいて作られた試作品は立案されたコンセプトに合致した良好な香味であることが確認された。さらに、レシピの検討時間が従来と比較して半分以下に削減することができた。

詳しくはこちらのプレスリリースをご覧ください。

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