5月11日、アクセンチュア株式会社（以下、アクセンチュア）は、株式会社資生堂（以下、資生堂）と、7月に合弁会社「資生堂インタラクティブビューティー株式会社（SHISEIDO INTERACTIVE BEAUTY）」を設立することを発表した。これにより、両社間の戦略的パートナーシップによる資生堂のDXをさらに加速させる。

資生堂は中長期経営戦略において、2030年までにスキンビューティー領域での世界No.1企業になることを目指しており、その一環として「デジタルを活用した事業モデルへの転換・組織構築」を掲げている。

新会社は、ビューティー領域に特化したデジタル・ITの専門家集団として、資生堂だけでは成し得ないスピードとイノベーションで、新しいビューティー体験を実現することをめざす。具体的には、顧客がオンラインや店頭などで行った肌診断やバーチャルメイクアップ診断履歴をデータベースに蓄積し、その履歴データを分析して、時間や場所を自由に選択できるカウンセリングやレッスンのメニューを提案するなど、一人ひとりに合わせてパーソナライズされたサービスを提供する。

また、社外からの人材を登用し、資生堂のDXを図る。それに加えて、アクセンチュアが提供するデジタル・IT分野のトレーニングプログラムを最適化し、社員の育成を行うことで、資生堂全体のデジタル・IT能力の向上を促す。

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