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2021.02.22 アクセンチュア、国立国際医療研究センターとの共同研究で生活習慣病リスクのAI予測モデルの構築を目指す

2月12日、アクセンチュア株式会社(以下、アクセンチュア)と国立研究開発法人 国立国際医療研究センター(以下、NCGM)は、過去10年間で蓄積してきた約12万件の健康診断データを基に、生活習慣病(糖尿病・高血圧症・脂質異常症)の将来リスクを確率として提示する、人工知能(AI)モデルの構築を目指し、共同研究を開始すると発表した。

本共同研究では、NCGMが実施している、関東・東海地域に本社を置く企業が参加した職域多施設研究で収集されたデータのうち、約12万件の匿名化された健康診断データを分析する。具体的には、健康診断データに含まれる既往歴や服薬状況、血液検査結果などの健康データに加え、運動や喫煙、飲酒などの生活習慣データなどを分析し、生活習慣病のリスク要因について疫学的にも解釈可能な予測モデルを構築する。

今後、本共同研究で構築するリスク予測モデルは論文などで公開され、国や自治体、企業などと連携し、個人向けのヘルスケアアプリや医療従事者向け健康指導ツールなどの健康促進を支援するソリューションへの展開もめざしている。

詳しくはこちらのプレスリリースをご覧ください。

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