2019.05.27 KPMG、自動車業界向け情報セキュリテイ審査「TISAX」の対応支援サービスを提供開始
5月22日、KPMGコンサルティング株式会社は、ドイツ自動車工業会が策定した自動車部品サプライヤーや自動車関連サービスプロバイダーに向けた情報セキュリティ審査「TISAX(Trusted Information Security Assessment Exchange)」への対応支援サービスの提供を開始したと発表した。
TISAXはVDAが2017年に策定した審査制度。これまで自動車メーカーが個別にサプライヤーに対して実施していた情報セキュリティの審査の方法・基準を共通化し、VDAに所属する自動車メーカーやサプライヤーがその結果を共有できる仕組みだという。
自動車業界では、技術情報や顧客情報を他社と連携し、製品開発やサービスの共同提供を行っている。自動車メーカーは自社だけでなく、部品サプライヤーを含む提携先の情報セキュリティ対策が十分に行われているかを担保する必要があり、これがTISAX策定の背景にある。
KPMGコンサルティングはKPMGドイツと連携し、日本企業のTISAXへの対応を支援する。既に、VDAに加盟するドイツの自動車メーカーから日本のサプライヤーに対しても、TISAXへの対応が要求されているケースが発生しているそうだ。
詳しくは以下のリリースをご覧ください
https://home.kpmg/jp/ja/home/media/press-releases/2019/05/tisax.html