8月31日、株式会社三菱総合研究所(以下、MRI)は、株式会社シマント(以下、シマント)に出資し、資本提携した。この資本提携により、両社はDXに向けたデータマネジメントサービスの開発・協業の取り組みを加速させる。

シマントは、マルチバリューデータベース技術と高速データの取り込みの特許技術を有し、仮想統合データベースSlmountBOX(シマントボックス)をソリューションとして展開している。SlmountBOXは散在する既存のデータベースやエンドユーザーコンピューティングで生成されるエクセルなどのデータを高性能・高価なサーバーを使わなくても簡単に統合することができるという、独自の特性を持つ。

両社の資本提携によって、シマントはSlmountBOXのユーザーインターフェースの改善・強化を行う。MRIは、顧客伴走型のコンサルティングサービスとSlmountBOXを組み合わせ、DXに取り組む組織・企業に向けたサービスを拡充する。

顧客は、デジタルデータを素早く正確に整備し、データ駆動経営に思考型で迅速に取り組むことができるようになる。さらに、顧客データベースの統合やAIで活用するデータ準備などの業務も、PCまたは簡易なサーバーなどとエンドユーザー中心の運用で対応できるようになる。

今後MRIは、DXの実現にフォーカスしたデータ活用戦略策定からデータ活用環境整備までをカバーするサービス・ソリューションの拡充を行う予定である。

詳しくは以下のリリースをご覧ください。

https://www.mri.co.jp/news/press/20200902.html