2018.12.11 ローランド・ベルガー、初の社内ベンチャー組織を発足を公表
11月30日、戦略コンサルティングファームであるローランド・ベルガーの日本法人は、日本法人では初めてとなる社内ベンチャー組織である「みんなでうごこう!」プロジェクトを発足させ、11月下旬より本格的に活動を開始した。
「みんなでうごこう!」プロジェクトは、日本における移動の総量(移動した人数×移動した距離)を増やし、経済を活性化させることを目指すもの。
移動総量とGDPには相関があり、2005年度から2015年度の間で、旅客輸送量(単位:人キロ)が6%伸びているのに対し、実質GDPも6%向上しています。
モビリティーにおける移動総量を増やすことで、都市部だけでなく、地方部の経済活性化が期待できます。
同プロジェクトでの活動として、企業や自治体と協力して、移動を増やすソリューションを実際に立ち上げていくという。例えば、地方都市、地域の魅力を高める街づくりにおけるビジネスアイデアの創出や、宿泊施設や観光施設、駅などを結ぶ2次交通に新しい手段を導入することなどです。こうしたソリューションは、1カ所で適用した手段の一部分を変えるなどして、地域の特性ごとに最適化できる構造とし、全国の他の地域に展開することを目指し
さらに、移動を活性化するための情報発信サイト「みんなでうごこう!」(https://minugo.jp)の開設などもおこなっていくということだ。移動課題を収集する仕組みとして、地方の協力者が移動に関する課題を動画で撮影し、Web上に公開する「ソーシャルユーチューバー」を組織化し、全国の課題を集めていくといく。このデータを活用し、課題を分類することで、汎用的な解決策の構築に役立てるとのことだ。
「みんなでうごこう!」情報発信サイト https://minugo.jp
プロジェクトの責任者はローランドベルガーダイレクターの林達彦氏が務める。
詳しくは以下のリリースをご覧ください。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000029.000020895.html