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2016.04.05 アクセンチュア、IMJ株式の過半を取得

4月5日、アクセンチュアは、デジタル分野でのサービス拡大に向け株式会社アイ・エム・ジェイの株式の過半を取得することで合意したと発表した。株式会社アイ・エム・ジェイはデジタルマーケティング事業を展開している。同社ウェブサイトによると、グループ従業員数 合計576名(2016年3月15日現在)。なお本合意の条件は非公開。

アクセンチュアは「アクセンチュア インタラクティブ」において、デジタル化を志向するクライアントが持つ課題に特化した戦略立案や、優れたユーザー体験をもたらすコンテンツ、マーケティング施策の設計・開発など、首尾一貫したデジタル マーケティングサービスを提供している。

今回の、IMJ株取得により、アクセンチュアインタラクティブの国内市場に向けたサービス提供能力が強化されるだけでなく、アクセンチュアとIMJが持つ、優れたクリエイティブ性、先進的なデジタルテクノロジーの専門知識、およびコンサルティング能力が融合され、戦略から実行までを一貫して提供できる体制が整うという。

アイエムジェイとは?
IMJは現在およそ600名の社員を擁するデジタルマーケティング領域における国内屈指の企業。包括的なデジタルマーケティングサービスを提供している。

IMJは、デジタル戦略の立案、コンテンツの設計・開発、デジタルマーケティング施策によるユーザー獲得支援、キャンペーン管理、データ分析などの多様なマーケティング機能と、それらを支えるクリエイティブを最適に組み合わせた独自のサービスを強みとする。

1996年に設立。2001年にはナスダックジャパン(後のジャスダック)に株式上場していたが、2005年に大株主のカルチュア・コンビニエンス・クラブの連結子会社を経て、2013年、MBOにより上場廃止となっていた。

アクセンチュアはIMJの株式の過半を取得することで、さらに強化されたデジタル関連サービスを提供し続けていくという。

詳しくは以下のリリースをご覧ください。
https://www.accenture.com/jp-ja/company-news-releases-20160405.aspx

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