2014.11.21 富士通と電通、ビッグデータを活用し、最適なマーケティング施策を立案するフレームワークを開発
富士通と電通は、ビッグデータ分析技術とマーケティングメソッドを融合させることで最適な顧客体験を立案し、顧客経験価値の最大化を支援するフレームワークを確立。11月13日より提供を開始したと発表した。富士通は、電通とビッグデータをマーケティング領域で活用する事業で2013年5月に協業を開始し、これまで様々な業種業態での実践を行ってきたという。
本フレームワークは、マーケティング領域でビッグデータを活用する上で必要となる、部門をまたがるチーム編成から、テーマ・課題抽出、分析対象データの選定、データ分析、業務適用可能な施策の立案、実証にいたる一連のプロセスを、一気通貫で行うコンサルティングフレームワーク。
企業の各部門が保有する業務データやオープンデータを、当社のビッグデータ分析技術で解析し、電通が独自に保有するマーケティングデータで意味付けすることで、企業と顧客の関係をより深めるための顧客体験を分析立案することが可能となるとのこと。
これにより、たとえば、企業が新製品を販売する際、現在使用中の製品から発生する稼働ログや売上情報、販売活動履歴、顧客登録情報などのデータ分析の結果と、顧客セグメントごとの生活仕様や関心ごと、視聴メディアなどの嗜好性を蓄積したマーケティングデータを照らし合わせることで、ターゲット・広告のタイミング・最適なチャネル・メッセージなどを明確にし、実行することができるとのことだ。
フレームワークにより明確化した最適な顧客体験の立案例 ※下記プレスリリースより引用
詳しくは以下のリリースをご覧ください。
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2014/11/13-3.html