2013.11.28 IDC、国内ビジネスコンサル市場を予測。2013年は前年比5.1%増の2,847億円。今後 CAGR4.7%で成長を予測。
11月27日、IT専門調査会社 IDC Japan 株式会社は、ビジネスプロセスアウトソーシング(BPO)およびビジネスコンサルティングから構成される「国内ビジネスサービス市場」予測を発表した。これによると2013年の両方を合わせた市場規模は前年比4.2%増の8,903億円になり、3年連続のプラス成長になる見込みということだ。
それぞれを見てみよう。
国内ビジネスコンサルティング市場の2013年の支出額は前年比5.1%増の2,847億円と、3年連続のプラス成長になる見込み。同市場は2012年~2017年のCAGR4.7%で拡大し、2017年には3,414億円に達するとIDCでは予測。
これは、企業業績の緩やかな回復に伴い、新規事業開発に関する案件が徐々に回復している他、企業の海外進出支援や、スマートシティなどのエネルギー効率化や社会インフラ最適化といった「社会的課題」解決に向けた案件の支援、ビッグデータ/アナリティクスの活用、経営統合やグループ統合案件といった幅広い需要が発生している事を主な要因としているためとしている。
一方、国内BPOサービス市場は2013年は前年比3.7%増の6,056億円と、初めて6,000億円を超える見込み。こちらの市場も、今後、堅実な成長を続けて行くとIDCではみており、2012年~2017年の年間平均成長率3.4%で成長し、2017年には6,886億円に達すると予測している。
詳しくは以下をご覧ください。
http://www.idcjapan.co.jp/Press/Current/20131127Apr.html