2023.08.07 リブ・コンサルティング、「コンサルティング業界カオスマップ2023」を公開!
企業の経営戦略やビジネスエグゼキューション支援を行う株式会社リブ・コンサルティング(所在地:東京都千代田区、代表取締役:関 厳)は、89の企業・組織をまとめた「コンサルティング業界カオスマップ2023」を(以下本カオスマップ)公開した。
DXやサステナビリティ、新規事業などプロジェクトテーマが広がっておりコンサルティング業界は更に複雑化し、各ファームは領域拡大を見せている。
前年作成した「コンサルティング業界カオスマップ2022」(75社)より14社追加し合計89社(組織)の特徴的な領域に合わせてマッピングしている。
- コンサルティング業界カオスマップ2023年版の考察
① 生成AI関連テーマの支援が急増し、国内のDXを加速させる「AI」プレイヤーの台頭
昨今、ChatGPTに代表される生成AI技術の急速な発展に伴い、社会全体でAIの利活用に対する注目が急速に高まっている。PwC調査(※1)によると生成AI認知層において、60%の方が業務活用に対する関心があるという結果となっている。
コンサルティング業界においても支援テーマの拡充が顕著になってきている。
そこで、本カオスマップではコンサルティング業界として「AI」カテゴリを追加し、AIソリューションの開発やコンサルティングを得意としたPKSHA Technology、エクサウィザーズ、ブレインパッド、ABEJAの4つの企業をピックアップした。
※1 PwC:https://www.pwc.com/jp/ja/knowledge/thoughtleadership/generative-ai-survey2023.html
② デジタル化で拡大しつづける「総合×デジタル」
アクセンチュア、BIG4など他社を買収・提携しながら幅広い領域のコンサルティングを手掛ける企業だけでなく、2010年以降に誕生した、ライズ・コンサルティング・グループ(2010年)、イグニション・ポイント(2014年)ビジョン・コンサルティング(2014年)、ノースサンド(2015年)、プロジェクトカンパニー(2016年)、Regrit Partners(2017年)、Dirbato(2018年)、Ridgelinez(2020年)デジタルを主戦場としたコンサルティングファームが続々と設立され、急成長している。
③ 新規事業開発の戦略設計から実行部分まで支援する「戦略×ビジネスエグゼキューション」
多くの企業が新規事業開発やイノベーションを経営アジェンダに据え、より大きな社会的インパクトの発揮に向けた取組みが推進されている。
これまで新規事業における戦略立案だけでは解決できない、様々な社会課題に対し、異業種とのコラボレーションや業界を超えた戦略策定から、その実現に向けたプレイヤーとの協業や、ビジネス展開の制度設計まで求められている。
事業の創出だけでなく、事業成果を生み出すため現場(社外)まで踏み込んだ実行支援(ビジネスエグゼキューション)を通じて、企業価値を高めていくコンサルティングファームとして、ドリームインキュベータ、経営共創基盤、リブ・コンサルティングをピックアップした。