2023.08.02 IBM、アドビとのパートナーシップを拡大し生成AIを活用したコンテンツ・サプライチェーン・ソリューションを提供
IBMは、アドビとの長年のパートナーシップを拡大し、Adobe Sensei GenAIサービスやクリエイティブな生成AI であるAdobe Firefly(現在はベータ版のみ)などの次世代AIやアドビのクリエイティブ生成AIモデルの導入を通じて、アドビ 製品群におけるコンテンツ・サプライチェーンの加速を支援していくと発表した。
IBMコンサルティングは、複雑な生成AIを巧みに使いこなせるよう、イノベーション、テクノロジー、デザインを結集して、新たなアドビ・コンサルティング・サービス群を発表した。パートナー企業は、コラボレーションの促進、創造性の最適化、スピードアップ、タスクの自動化、関係者の可視性の強化を実現する統合コンテンツ・サプライチェーン・エコシステムの構築を支援する。
アドビの顧客企業は、21,000人のデータやAI、IBMコンサルティングのさまざまな領域の専門家により、当面は画像やテキスト効果の生成に焦点を当てた「Firefly」や、アドビの企業アプリケーションに組み込まれ、マーケティング・ワークフローを簡素化して生産性を高めることができるマーケターのためのコ・パイロット「Sensei GenAI サービス」などのデザインやコンテンツ制作プロセスにおける生成型AIモデルを効果的に導入できるようになる。
イノベーションの創出
20年以上にわたる両社の協業を軸に、IBMとアドビは、アドビによるRed Hat Open Shift、IBMの AI、Sterlingソフトウェアの導入など、テクノロジーとサービスにおいて戦略的パートナーシップを築いている。
IBMコンサルティングのAIケイパビリティー
IBMコンサルティングはこのほど、AIエキスパートを擁するCenter of Excellence for generative AI設立を発表した。このセンターは、生成AIに特化した専門知識を持つ1,000人以上のコンサルタントを有し、アドビ、IBM、その他のエコシステム・パートナーのテクノロジーを含むエンタープライズ向けAIによって、顧客のビジネス変革を加速させるための支援を行う。
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