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2022.02.09 デロイト、空飛ぶクルマの利用を疑似体験できるVR映像を開発

2月2日、デロイトトーマツグループ(以下、デロイトトーマツ)は、「空飛ぶクルマ」の社会受容性向上をめざし、有志団体Dream On(以下、Dream On)と共同で「空飛ぶクルマ」の活用シーンを体験できるVRコンテンツを開発したことを発表した。

Dream Onは、2014年から空飛ぶクルマを開発し、日本初の有人デモフライトを実施した有志団体CARTIVATORを前身として活動している。「未来へのタイムマシン実現」を掲げ、その第一弾として没入型のXR技術を用いたテーマパーク「FLEX Park」の企画・開発・運営を行うなど、未来の生活を仮想体験するための仕組みづくりを行っている。

開発されたVRコンテンツは、「空飛ぶクルマ」の実用例として想定されている“地方への交通”をテーマに、地方空港到着後から宿泊予定ホテル到着までの飛行体験を盛り込んでいる。主に以下の3点について、VR映像を通して体験することができる。

・搭乗までの手続き:
チケット予約や手荷物チェックなどを体験できる。安全性や利用の容易さへの理解を深めることができる。

・機内での過ごし方:
移動中に何ができるのか、何が起こるのかを体験することで関連事業領域における可能性を示す。

・降機後のアクティビティ:
単なる移動にのみならず、空と地上で連動した新しいアクティビティの提案や、移動中のチケット購入、保険加入などに向けた準備を体感することができる。

今回デロイトトーマツは、クルマ型のVR体験車両にVRゴーグルを着用した状態で乗り込む、フルダイブ型の仮想飛行体験を開発した。それにより、実用性をよりリアルに感じることができる上、社会受容性の向上と市場全体の成長に貢献することをめざす。

今回開発したVRコンテンツは、2022年2月28日、3月1日の2日間、三菱地所株式会社、Tokyo Marunouchi Innovation Platformと共に、東京・丸の内の「3×3 Lab Future」で実施する、一般向け実証実験を行うほか、今後全国各地で検討しているエアモビリティ社会実装に向けた認知度向上施策でも展開する予定である。

詳しくはこちらのプレスリリースをご覧ください。

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