日本IBM、三菱重工とCO2流通を可視化するデジタルプラットフォームを構築 | コンサル業界ニュース

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2021.05.13 日本IBM、三菱重工とCO2流通を可視化するデジタルプラットフォームを構築

5月6日、日本アイ・ビー・エム株式会社(以下、日本IBM)は、三菱重工業株式会社 (以下、三菱重工)と、CO2排出をネット・ゼロにするカーボンニュートラル実現のため、デジタルプラットフォーム「CO2NNEXTM」(コネックス)の構築に向けて取り組むことを発表した。本プラットフォームは、現状において貯留や転換利用と選択肢が限られているCO2の流通を可視化・整流化することで、全ステークホルダーが地球環境保護に取り組むことをめざす。具体的には、高度なセキュリティーを確保するブロックチェーン、スピーディーな構築や柔軟性を特長とするクラウド、カーボンニュートラルに向けた需給の最適化を行うAIを活用する。

現状、回収されたCO2は、廃棄コストを払って貯留されるか、価値資源として取引されることが多く、将来的にCO2の資源化需要を高めるには、回収・輸送・貯留・分配・転換利用といった業務の流れ全体を最適化する仕組み構築が必要とされる。

両社は、本プラットフォームにより、実社会では回収後の総量、移送量、購買量、貯留量などといった別々のフェーズでしか見ていなかったCO2の流通全体を可視化するとともに、その証跡を残すことで、投資やコストの観点で検証することも可能になる。

詳しくはこちらのプレスリリースをご覧ください。

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