2021.04.07 EY Japan新卒採用トレンドを調査、コロナ禍における企業と学生の意識
3月31日、EY Japanは、「新卒採用トレンドサーベイ2021~コロナ禍における学生と企業の意識ギャップ~」を発表した。本調査は、日本の学生322名および企業358社(経団連加盟企業:これまでの就活ルール対象企業133社を含む)を対象として行われたオンライン調査で、2019年、2020年に引き続き新卒採用の未来についてまとめられている。
過去の調査と同様、学生と企業共に就活ルールに対する関心が低い傾向にあることが分かった。就活生の40%が、志望企業・業界で必要となる専門技術を学ぶことを、就職に向けた取り組みとして挙げた。また、大学生活で力を入れたこととして、85%(2019年:70%、2020年:75%)の学生が学業と回答し、学業の重視度が高まっている。
今回の調査の主な要点として、以下の3点がトレンドであるとされた。
・コロナ禍によって、学生は安定志向となり、特に理系学生にその傾向が強まった。
・社会全体のDX化が加速する中で、企業は学生に対してテクノロジーの素養を期待している。しかし、学生の多くはテクノロジーに関連する知識の習得に力を入れていない。
・企業と学生共にオンライン就活の評価はできておらず、採用のミスマッチのリスクが懸念されている。
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