2021.04.05 NTTデータ、JAXAとハザードマップなどの3D地図の高精度化を目指した共同研究を開始
3月26日、株式会社NTTデータ(以下、NTTデータ)は、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(以下、JAXA)と共同で、人工衛星に搭載したレーザ高度計を活用した3次元地図の高精度化に関する研究を2021年1月から2022年3月にかけて実施することを発表した。今回の共同研究は、NTTデータが持つ3次元地図に関する技術とJAXAのレーザ高度計に関する技術を組み合わせることで、森林域などの3次元地図作成における課題を解決し、防災などの分野でのハザードマップなどの高度化をめざす。
今回NTTデータとJAXAは、主に以下のような技術の研究開発を行う。
・NTTデータ:
衛星画像から作成した樹高などを含む地盤面の高さモデルやレーザ高度計によって測定された高さデータを用いて、地盤の高さモデルを正確に作成する技術
・JAXA:
森林の高さ構造を高精度に測定可能なレーザ高度計を用いて、地盤面の高さを正確に測定する技術
今後NTTデータとJAXAは、3次元地図の高精度化を達成した後に、高精度化した新たな衛星センサやデータ解析技術の研究を進める。さらに、スマートシティ分野や森林資源量把握の環境分野への応用も行う予定である。
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