3月15日、Institute for Business Value（IBV）は新たな調査「2021 CEO Study」を行い、その結果を発表した。IBVは、業界の有識者、一流の学者、対象分野の専門家からの専門知識をグローバルな調査とパフォーマンス・データを組み合わせて、信頼できるビジネスの洞察を提供している。

本調査は26業界、50カ国近くの3,000人のCEOを対象とし、多くのCEOが今後数年間の最大の課題を　「あらゆる場所で働く」リモートワーカーを管理することだと認識していることがわかった。また。高業績企業のCEOの77%は、短期的な利益を犠牲にしても従業員の福利厚生を優先すると回答した。

調査結果の概要は以下の通りである。

・調査対象の従業員の4人に1人が、2021年に転職を計画していると回答しました。理由は、柔軟性の高い仕事のスケジュールや場所が必要であるということが挙げられた。

・調査対象のCEOのうち、従業員を惹きつける最も重要な組織属性の中で、多様性と許容性を挙げているのは、わずか17%であった。

・多くのCEOが、今後自社に最も影響を与える外部要因として、技術的要因を挙げている。

・63%の高業績企業のCEOは、パートナーシップに重点を置いている。

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