2021.03.01 日本IBM、クラウド環境を数時間で展開できるIBM Power Systems Private Cloud Rack Solutionの提供開始
2月14日、日本アイ・ビー・エム株式会社(以下、日本IBM)は、IBM® Power Systemsサーバーにクラウド・ネイティブなアプリケーション開発に必要なソフトウェア製品を事前にセットアップし、プライベートクラウドを数時間で展開するIBM Power Systems Private Cloud Rack Solution(以下、PPC Rack ソリューション)を提供開始した。また、IBM Power SystemsにおけるRed Hat機能の拡張も合わせて発表した。
本ソリューションの概要は以下の通りである。
・The IBM Power Private Cloud Rack Solution :
ハードウェアとソフトウェアを最適化してセットアップしているため、数週間かかっていた展開時間を数時間に短縮できる。
・Power Private Cloud with Dynamic Capacity :
クラウド管理コンソールにより 仮想マシンおよびシステム容量の使用状況をリアルタイムに計測でき、ITコストを最適化できる。
・Red Hat OpenShift on IBM Power Virtual Server:
IBM POWER9搭載サーバーによるエンタープライズ向けInfrastructure-as-a-Service (IaaS)であるIBM Power Virtual Serverで プラットフォームに依存しないインストーラーを活用してRed Hat OpenShiftが利用可能になった。
・Red Hat ランタイムとCodeReady Workspacesサポート :
Red Hat ランタイム は、クラウドネイティブ・アプリケーションの開発と保守に役立つ製品、ツール、コンポーネントをセットで利用できる。
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