2020.11.06 デロイト、少額トラブルをオンラインで解決する「Smart Judgement」を提供開始
10月29日、デロイトトーマツグループのデロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリー合同会社は、裁判に満たない紛争をオンラインで解決するオンライン裁判外紛争手続き(以下ODR)を実施するクラウドサービスとして、「Smart Judgement」の提供を開始すると発表した。
欧米では、Eコマース市場の発展に伴い、コスト面での負担が軽減されるとしてすでにODRの普及が進んでいる。日本国内でもEコマース市場は成長しており、民泊などのシェアリングエコノミー拡大も懸念されることから、新たな取引によるトラブルに対して効果的な対応が求められている。
本サービスは、グローバル展開している企業にも対応しているほか、企業のWebサイトに機能を組み合わせることでODRのフローに対応できるよう、カスタマイズすることが可能。
本サービスのフローは以下のようになる。
1. 申立人が申請フォームにて登録
2. 事業者は申立てが行われたことを確認し、交渉フェーズへ進む
3. チャットルームを利用し、申立人と事業者間で交渉
4. 交渉不成立→調停フェーズへ進み、調停人を含めた3者で話し合う。(申立人や事業者が調停人とプライベートで話すことも可能)
5. 調停案に両者が合意すれば和解成立
詳しくはこちらのプレスリリースをご覧ください。