8月17日、日本アイ・ビー・エム株式会社(以下、日本IBM)、株式会社野村総合研究所(以下、NRI)、および三井化学株式会社(以下、三井化学)；は、資源循環型社会の実現に向け、コンソーシアムの設立に合意したことを発表した。

日本IBMと三井化学は、2021年4月に循環型社会実現に向けた課題となる「素材のトレーサビリティ」を担保するため、ブロックチェーンを活用した資源循環プラットフォーム構築をめざし、協業を開始した。今回のコンソーシアム設立にあたり、日本IBMと三井化学の取り組みを加速・拡大させるため、NRIが参画することとなった。本コンソーシアムでの活動として、資源循環プラットフォームを利用した実証実験への支援活動、複数企業による研究会開催、コンソーシアムで得た知見等の情報共有やコンソーシアム内外への提言などが計画されている。

本コンソーシアムの目的は主に以下の3点である。

・トレーサビリティを基盤とした、プラスチックリサイクル材の利用促進
・資源循環に関するステークホルダー間の連携支援
・資源循環委貢献した人や企業へのインセンティブ制度構築

日本IBM、NRI、三井化学の3社が共同でコンソーシアムの運営を行い、

各社の強みを活かすことで、循環型社会の実現をめざす。

日本IBM：ブロックチェーンを基盤としたトレーサビリティプラットフォームの利用を支援。
NRI：ビジネスモデル変革およびデジタル化への知見・経験、業界団体や官公庁への提言を活かし、企業・社会の変革を推進。

三井化学：モノマー・ポリマーなどに関する豊富な知見やスキル・リサイクルを含む環境対応技術やノウハウの提供。

詳しくはこちらのプレスリリースをご覧ください。(日本IBM、NRI)