EY調査、EVが自動車販売の覇権を握る時代、予想より5年早まる見通し | コンサル業界ニュース

コンサル業界ニュース

ホーム > EY調査、EVが自動車販売の覇権を握る時代、予想より5年早まる見通し

2021.07.26 EY調査、EVが自動車販売の覇権を握る時代、予想より5年早まる見通し

EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社(以下、EY)が行った最新調査・分析によると、世界の自動車販売に占める米国、中国、欧州3市場全体の電気自動車(EV)の比率がエンジン式自動車のそれを上回る時代は、従来予想より5年早く到来する可能性があることがわかった。また、最新の予測データによると、EVの販売台数は、2031年までは欧州がリードし、2032年から2050年にかけては中国が首位となることが予測された。

自動車業界では新たな消費者グループが生まれつつあり、コロナ禍によりマイカー所有に前向きな考えを持ち始めている。EYが2020年11月に公表した指標「EY Mobility Consumer Index」によると、非マイカー所有者のほぼ3分の1が今後6カ月以内にマイカーを購入することを検討しているという結果であった。EVに対する国レベルの支援策を見ると、米国ではEV購入者へのインセンティブの継続と充電インフラの整備を掲げる一方、欧州では、コロナ関連の救済措置の一環でEV購入時の消費者へのインセンティブの付与を行っている。中国政府についても、製品ラインアップの充実化やEVの需要拡大に向けた支援を続けていることが分かった。

詳しくはこちらのプレスリリースをご覧ください。

コンサル業界ニュースメールマガジン登録


 

Related article

Pickup

Feature

マッキンゼー出身の原聖吾氏が設立した医療系スタートアップが11億円の資金調達

マッキンゼー出身の起業家 原 聖吾 氏が2015年に起業した医療系スタートアップ「株式会社情報医療」(※以下「MICIN」)が、2018年4月末までに三菱商事株式会社など4社から11億円を調達したことを発表した。

2018.05.15

~INTERVIEW~A.T.カーニー石田真康が歩む戦略コンサルタントと宇宙ビジネス活動という2つの世界

宇宙ビジネスに取り組むきっかけ。それは、30歳を手前に病に倒れた時、少年時代に抱いた宇宙への憧れを思い返したことだった。石田氏は戦略コンサルタントとして活動しながらどのように宇宙ビジネスに取り組んでいるのか語ってもらった。

2018.01.10

~INTERVIEW~ 経営共創基盤の10年【第4回】コンサル業界の枠を超えたプロフェッショナルファームの実像

経営共創基盤(IGPI)の代表的な実績の一つが、東日本の地方公共交通など8社を傘下に持つ「みちのりホールディングス」への出資と運営だ。経営難の地方公共交通事業を再建しローカル経済にも貢献している意味でも高い評価を得ている事業。なぜ右肩下がりが続く構造不況業種の地方公共交通に出資したのか、どのように事業再生の成功にまでに至ったのか。みちのりホールディングス代表取締役の松本順氏(経営共創基盤・取締役マネージングディレクター)に聞いた。

2017.11.22


ページの先頭へ