2021.02.26 NTTデータ、Microsoft TeamsのチャットからRPA「WinActor®」への指示を可能にするソリューション開発
2月19日、株式会社NTTデータ(以下、NTTデータ)は、RPAソリューション「WinActor®」と、マイクロソフトコーポレーションが提供しているチャットツール「Microsoft Teams」(以下、Teams)を連携させ、申請業務やoffice操作を自動で実施することを発表した。
Teamsのチャットメッセージより指示を送ることにより、WinActor®で自動化された業務を実行できる仕組みを構築し、デスク事務や管理部門等の業務効率化を図る。NTTデータとマイクロソフトは2020年6月に新たなデジタルソリューションの実現に向けた協業を開始しており、その一環として、本ソリューション開発を行った。
2021年2月より鹿児島建設株式会社にて導入を開始し、仕組み構築や効果測定を行っている。なお、本ソリューションは2021年度末までに商用化し、多種多様な業界の企業への展開をめざす。
今回の連携によって自動化できる業務のシナリオ例は以下の3点である。
・Teamsのチャット経由で社内システムと連携し有給休暇や残業の申請
・Teamsのチャットでの検索ワード入力による情報収集
・Teamsのチャットから稼働集計や報告書資料作成
NTTデータでは、WinActor®で自動化している業務のうち、約50を連携させることでこれまでと比較して利用率が約2倍向上している。
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