2021.01.22 KPMG、「KPMGグローバル自動車業界調査2020」を発表
1月22日、KPMGインターナショナルは、「KPMGグローバル自動車業界調査2020」の結果を発表した。本調査は、30ヵ国1,154人の自動車業界エグゼクティブと2,028人の消費者を対象とし、自動車関連業界の現状を分析したものである。調査の結果、新型コロナウイルス感染症の影響で、世界の自動車マーケットが細分化・拡散していることが明らかになった。
本調査のポイントは以下の4点である
▪自動車業界における4つのトレンド(コネクティッドカー技術・バッテリー式電気自動車・燃料電池車・ハイブリッド車)は定着している。今後は新型コロナウイルス感染症の影響で、これまで行ってきた技術開発より、コスト削減やM&Aの活発化が予想される。
▪エグゼクティブの83%は、自動車メーカーの将来の技術的アジェンダは規制当局の影響をより一層受けるだろうと回答。
▪コロナ禍でも企業は販売チームを解雇するのではなく、カスタマーリレーションシップとデジタル需要を管理することや、初期費用を抑えた提案に重点を置くべきである。
▪時価総額ではICT企業の上位15社の時価総額は、自動車メーカーとサプライヤー上位50社の時価総額の5倍以上。自社の支えとなり、将来的に存続の役に立つエコシステムに投資すべきである。
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