2021.01.18 NTTデータ、遠隔医療ソリューションの機能強化で新型コロナ医療をサポート
1月13日、株式会社NTTデータ(以下、NTTデータ)は、海外グループ会社のeveris社が提供するクラウド型遠隔医療ソリューション「ehCOS Remote Health」の機能強化を行ったことを発表した。本ソリューションは、ヨーロッパや南米などの医療機関で既に2万人以上の患者に適用されており、遠隔医療に不可欠なツールとして認識されている。
「ehCOS Remote Health」は、患者自身によるセルフトリアージをはじめ、バーチャル医療やデータ管理、データ分析など地域社会の医療介入を総合的にサポートしている。また、診断を受けた患者の検査結果や体調について不安を抱える患者に対して、電話によるモニタリング機能やビデオ会議、統合型チャットシステム機能を提供することで、患者と医療機関の間における円滑なコミュニケーションに貢献する。
今回の機能強化では、新型コロナウイルス用にカスタマイズしたモニタリング機能、EMRとの連携機能、患者コミュニケーションをさらに改善するために開発したチャットボット機能を提供する。
・新型コロナウイルス用にカスタマイズしたモニタリング機能:
コールセンターなどのスタッフが自宅療養患者の優先度に基づくモニタリングを行い、電話でのフォローアップが実現する。さらに、重症化予兆のある患者へ医師の診察の手配や、食料や薬の手配も可能となる。
・チャットボット機能:
仮想音声やテキスト入力アシスタント「EVA(イーバ)」が実装されており、コミュニケーションプロセスの簡素化とチャットボット経由での患者のセルフトリアージを実現した。
詳しくはこちらのプレスリリースをご覧ください。