2021.01.15 A.T.カーニー、自動車業界における日系サプライヤーを世界水準にするための提言を発表
1月12日、A.T.カーニー株式会社(以下、A.T.カーニー)は、自動車業界向けの提言「世界水準の自動車システムサプライヤーへの旅」を発表した。本レポートは、日系サプライヤーが取り組むべき論点と解決方法について、以下の3つのテーマに基づいて論じている。
・市場の新たな成熟ステージへの環境変化:
新型コロナウイルス感染症の影響を受け、業界全体が低成長モードとなることで、競争激化が見込まれる。また、環境規制の厳格化の継続により、収益の圧迫要因が追加されるため、業界として大きく収益が圧迫され、従来とは別次元の収益体質とレジリエンスが問われる。
・“タテ”から“ヨコ”へのクルマづくり変化:
従来、クルマづくりはOEMによる要求仕様と供給要件に対して各領域のサプライヤー
が専用開発・量産する“タテ型”モデルであった。しかし、車両の電子化とプラットフォーム・モジュール化により、各領域における標準品の展開に「水平分業型」が採用され、“ヨコ型”モデルへの対応が求められる。
・上記に応じたグローバル・サプライヤーの戦い方進化:
特定のOEMに対する優秀なものづくりにおける対応力のみならず、独立した一つの事
業として「勝つ」「儲ける」ためのビジネス視点が求められる。
詳しくはこちらのプレスリリースをご覧ください。
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