12月22日，PwCコンサルティング合同会社(以下、PwCコンサルティング)は、人材サービス業界に関するレポート「人材サービスの未来予想　－2030年における人材サービスの役割」を発表した。

PwCコンサルティングによると、人材サービス業界では人口動態変化や技術進化・価値観変容により「シェアリング」「マスカスタマイゼーション」「学習と仕事の融合」「職住融合」が進んでいる。新型コロナウイルス感染症の影響により、ギグワーカーやパラレルワークなどの、労働者が複数の仕事に就くシェアリングが登場した。また、通信技術やロボット技術の進化により、アバターロボットの活用により働き手の市場が変わっている。さらに、リモートワークの浸透により、“職場”と“住居”の融合が進み、自宅を仕事に適した環境に整える動きが高まった。

本レポートでは、2030年「働き方」について主に以下の4つのテーマがトレンドになるのではないかと提示した。

▪細分化・個人主義：規制の少ない世界で、スペシャリストやニッチビジネスが活性化し、専門性が高く創造性がある労働者の需要が増加する。

▪統合化・個人主義：利益を優先させる世界で、優秀な人材の獲得とその後の継続的な育成により業務のパフォーマンスの最大化を図る。

▪統合化・集団主義：道徳心が最も重要な世界で、社会的責任と信頼を重点として、従業員と社会の関係性の構築と維持を大切にする。

▪細分化・集団主義：公平性と社会的利益が中心の世界で、消費者と労働者のお権限を高め、倫理観と公平性を保ち、相互補完できる同盟性も重視する。

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