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2020.12.15 NTTデータ、胸部CTの診断プロセスへのAI画像診断技術の適用を目指す

株式会社NTTデータ(以下、NTTデータ)とNTT東日本関東病院は、NTTデータの胸部CT画像を対象としたAI画像診断支援ソリューションのプロトタイプ検証を共同で開始し、2021年1月より実際の診断プロセスに適用する本格検証を行うことを発表した。

世界的な医師不足が課題とされている中、新型コロナウイルス感染症の影響により医療従事者への業務負担が深刻化している。そこで、NTTデータとNTT東日本関東病院は、肺炎を含む異常箇所を胸部CT画像から自動検出することを可能にしたAI画像診断支援ソリューションを開発し、医師による実際の業務プロセスに適用した際の負担削減の可能性について検証する。本検証では、NTTデータが開発したAI画像診断支援ソリューションを用いて、NTT東日本関東病院で撮影された胸部CT画像を解析し、胸部全体の異常箇所の自動検出および診断性能の評価を行う。

今後、本検証の結果を踏まえ、実際の業務で本ソリューションを用いた作業効率を向上させるための検討を進め、本格的な導入は2022年以降を目指している。さらに、検証結果を踏まえ、いまだ猛威を振るっている新型コロナウイルス感染症などの特定疾患も自動検出し、感染拡大予防および医療現場の負担削減を目指す方針である。

詳しくはこちらのプレスリリースをご覧ください。

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