2016.04.01 PwCとDMMのロボット分野での協業、ハウステンボスで実証実験へ
ハウステンボス株式会社を交えた、PwCコンサルティング合同会社、株式会社DMM.comの3社が「ハウステンボス」内でスマートロボットの実証実験を開始すると発表した。本ニュースサイトでもお伝えしていたとおり、今年1月にはPwCとDMMがロボティクス分野での協業を発表していたが、それに続く動きとみられる。
3社は共同でハウステンボスで7月開設予定の「ロボットの王国」の展示運営にも共同で取り組むということだ。ハウステンボスを「ロボット実証実験の場」と見立て、来場者と市場投入前の新作ロボットが触れ合える機会を創出するという。
ハウステンボスではすでに、メインスタッフがロボットの「変なホテル」をはじめ、園内にロボットを配置し、来場者にわくわく感を提供する試みを始めています。今年7月には、料理長がロボットの「変なレストラン」や体験型ミュージアム&ショップ「ロボットの館」などで構成する複合施設「ロボットの王国」がオープン。PwCおよびDMM.comは、広くロボットメーカーに出展を呼びかけ、来場者のニーズに合ったロボットを選定し、現場への導入、ユーザー動向の把握、分析・評価を行う。
協業のイメージ(プレスリリースより)
展示から市場提供までの流れ(プレスリリースより)
ハウステンボスのロボット分野での取り組みと、PwC、DMMの協業の思惑が一致した形だ。3社の動きが、他の会社を巻き込み、ロボット分野での大きな動きとなっていくか?今後注目していきたいところだ。
http://www.pwc.com/jp/ja/japan-press-room/press-release/2016/smart-robot160331.html