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2014.03.26 IBM、ビッグデータから価値を抽出するコンサルティングの強化を発表。ストラテジー&アナリティクス部門を発足。

日本IBMは、戦略策定や企業改革において最先端のアナリティクスを活用するよう、組織体制の強化とソリューションの拡充を図ったと発表。

具体的には「戦略コンサルティング・サービス」とアナリティクス関連のソリューションを提供してきた「ビジネス・アナリティクス&オプティマイゼーション」を統合させ、「ストラテジー&アナリティクス」部門を2月に発足させた。4月からは「市場と顧客」を含めた5つのドメイン(事業領域)において「戦略策定および企業変革のコンサルティング」、「アナリティクス・ソリューション」、「ビッグデータ基盤の構築」を統合した価値として訴求していく。「ストラテジー&アナリティクス」のドメイン(事業領域)は次の通り。

市場と顧客:製品・市場戦略、マーケティング、プロモーション、営業改革の分野で、市場データ、競合動向、顧客データ、自社の販売データなど社内外に蓄積された多様なデータに基づくアナリティクスにより斬新な示唆を提示。そして、構想策定から実践・定着化までを一貫して支援。

オペレーションとサプライチェーン:サプライチェーン機能や間接機能を対象に、ハードウェアに搭載されたセンサーからの情報、オペレーショナルKPI、財務情報、市場情報などの多様なデータに基づく、アナリティクスにより、グローバルレベルでの最適化、高度なリモートメンテナンスの実現、故障の事前検知と事前メンテナンス活用など、新たな機能の構想策定から運用まで、一貫して支援。

ファイナンス:経理財務機能を対象に、最新のアナリティクス手法の活用により、経営資源配分の最適化、売上・利益の着地点予測、プロセス効率の飛躍的向上を推進します。また、企業価値を損なうリスクや不正を検知し、コントロールする支援。

組織と人材:アナリティクスからの示唆にもとづいて組織改革を支援します。また、アナリティクスを人材マネジメントの領域に適用し、人事機能の高度化・効率化、最適な人員配置、リーダーシップ開発、スキル開発を支援。

テクノロジー:情報システム機能に対し、アナリティクスによって、オペレーション改革、先端テクノロジーによる新サービス、そしてグローバルなITガバナンスの実現を支援します。また、ビッグデータを分析するための基盤の構築を支援します。

詳しくは以下のプレスリリースをご覧ください。

http://www-06.ibm.com/jp/press/2014/03/2501.html

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