2014.03.03 トーマツ、リスク管理戦略センターを設置を発表。金融機関支援で培った経験を一般企業のリスク管理にも展開。
有限責任監査法人トーマツは、有限責任監査法人トーマツ アドバイザリー事業本部内に、大山剛氏をトップとした「リスク管理戦略センター」を設置したことを発表した。日本の主要金融機関のリスク管理態勢強化を支援してきた専門家が中心となり、12 名のリスク管理専門家及びマクロ経済分析に精通したエコノミスト等で構成。2 年後までに、20 社程度の顧客を獲得することが目標ということだ。
現在、トーマツが継続的にストレステスト態勢等を支援する主要金融機関は20 近くに達し、預金ベースで全国の約 5割を占めているという。
先行きのマクロ経済や金融等の外部環境に係る不確実性にが強まっているなか、一般企業にもそういったリスクが経営に影響を与える事象となっている。そのためトーマツは金融機関だけでなく一般企業も支援していくことを主な目的にリスク管理戦略センターを設立したということだ。リスク管理戦略センターの主な活動として以下の4つを上げている。
① 各企業のストレス・シナリオの作成
② 特定のストレス事象の発生蓋然性をモニタリングする体制の整備
③ 特定のストレス事象発生を前提としたコンティンジェンシー・プランの作成
④ 大手金融機関に対するさらなるフォワードルッキングなリスク管理の強化支援
詳しくは以下のプレスリリースをご覧ください。