2017.06.13 センジュ 曽原健太郎氏(マッキンゼー出身)
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コンサルグファームを卒業後に「起業」にチャレンジしている人は多い。
本特集「コンサルティングファームを経た起業家たち」では、コンサル出身の起業家を詳細に紹介します
曽原健太郎氏のプロフィール
コンサル、ファンド、ベンチャー。幅広い知見を基に起業
株式会社センジュの代表取締役である曽原健太郎氏は、2009年3月に東京大学経済学部を卒業し、マッキンゼー・アンド・カンパニーに入社。東京とロンドンでの勤務を経て、2011年9月にベインキャピタルに転職。同社では投資業務と投資先の事業支援に従事。
2013年9月から半年間、スマホ決済アプリ等を展開するOrigami社にてユーザーグロースの担当を務める。その後、2014年1月にセンジュ社を創業、代表取締役に就任。
出典:同社WEBサイト・会社概要ページhttps://comolib.com/company
センジュ社のサービス
インターネットサービスで、子連れのお出かけをサポート
曽原健太郎氏が代表取締役を務める株式会社センジュは、スマートフォン・ウェブブラウザを活用した、家族のおでかけ口コミ情報「comolib」の開発・運営をしている。
Comolibでは、子連れでも気兼ねなく出掛けられる施設やお店を、エリアやカテゴリー別に検索することができる。エリアでは北海道・東北から九州・沖縄までの全国を対象としている。また、カテゴリーでは「体を動かす」や「知る・学ぶ」、「動物・自然をふれ会う」、「文化・芸術にふれる」など目的にあったお出かけ先の情報を得ることができる。
さらに、「授乳室の有無」や、「個室・禁煙席の状況」、「ベビーカーでの入店」など、子連れで訪れる際に気になる条件がタグ付けしてあり、興味のあるタグから検索を行うこともできる。また、「子連れに嬉しいシルバーウィーク穴場スポット10選」など、人気スポットの特集も組まれており、時期や目的に適したお出かけ先の情報を得ることができる。
同社は、キャラ弁やアウトドア、科学実験、プログラミング体験教室の紹介といった子育てを楽しむ両親のためのウェブマガジン「comolib magazine」も配信しており、月間250万人を超えるユーザー(育児中の親)に利用されている。
出典:同社WEBサイト https://comolib.com/
資金調達状況・事業拡大に向けての動き
事業拡充に向けた第三者割当増資を実施
同社は、2014年10月に株式会社ジャフコが運営管理するファンドを引受先とする6,000万円の第三者割当増資を実施。本資金調達は、経営体制の強化と、それに伴う事業展開(同社のミッションである「働く子育て層のインフラを充実させる」)を目的とする。