2020.09.02 電通デジタル、ECサイトの運用型広告における最適化ツールを提供開始
8月25日、株式会社電通デジタルは、ECサイトの運用型広告における最適化ツール「Kommerz™」の提供を開始すると発表した。
近年、生活者のPC、モバイル利用の増加、新型コロナウイルスによる外出自粛などの影響により、EC市場の発展が著しい。インターネット広告費2兆1048億円のうち、「物販系ECプラットフォーム広告費」は1064億円にのぼる。
ECサイトにおける運用型広告の歴史はまだ浅い。そのような中で「Kommerz™」では、独自のアルゴリズムで過去の広告配信データと掲載中の広告パフォーマンスの状況を統計分析し、最適な入札戦略や予算アロケーション、キーワードの追加、停止を推奨する。一方で、すべての判断をシステムが担うことはせず、最終的な意思決定は運用担当者が行うように作られている。
第一弾として、Amazon広告での導入を開始する。既にテストを実施した複数のメーカー企業における自社テストによると、ROAS(広告費用対効果)が最大約280%向上、キーワードの入札や追加停止など広告運用にかかる時間を約75%削減することに成功した。今後は、他のECサイトへの対応も予定されている。
詳しくは以下のプレスリリースをご覧ください。
https://www.dentsudigital.co.jp/release/2020/0825-000594/