三菱総合研究所、メルカリとフリマアプリ上の消費行動に関する共同研究結果を発表 | コンサル業界ニュース

コンサル業界ニュース

ホーム > 三菱総合研究所、メルカリとフリマアプリ上の消費行動に関する共同研究結果を発表

2019.03.04 三菱総合研究所、メルカリとフリマアプリ上の消費行動に関する共同研究結果を発表

2月26日、株式会社三菱総合研究所(MRI)は、株式会社メルカリと実施したシェアリングエコノミーに関する共同研究の分析結果を発表した。

共同研究では、フリマアプリ上で洋服や化粧品の取引を行うユーザー1,642名を対象にWebアンケートを実施し、アプリ利用前後での行動心理・購買内容の変化を分析した。

メルカリとの共同研究を行っているのは、三菱総合研究所における、コンサルティング部門の中にある経営イノベーション本部。

メルカリと共に「シェアリング・エフェクト研究会」という組織を設置しているもよう。

共同研究の分析の結果、フリマアプリを介して「モノのシェアリング」を行う消費者の過半数以上が売却を前提として新品を購入するなど、従来とは異なる消費行動をとることが明らかになった。

MRI はこの消費モデルを「SAUSE」と定義している。

シェアリング普及後の消費者心理プロセス「SAUSE」(下記プレスリリースより)

MRIはこの消費モデルが産業・経済・社会に与える影響について、引き続きメルカリと共同で研究を進めることとしている。

詳しくは以下のプレスリリースをご覧ください(調査結果詳細あり)
https://www.mri.co.jp/news/press/uploadfiles/nr20190226.pdf

コンサル業界ニュースメールマガジン登録


 

Related article

Pickup

Feature

マッキンゼー出身の原聖吾氏が設立した医療系スタートアップが11億円の資金調達

マッキンゼー出身の起業家 原 聖吾 氏が2015年に起業した医療系スタートアップ「株式会社情報医療」(※以下「MICIN」)が、2018年4月末までに三菱商事株式会社など4社から11億円を調達したことを発表した。

2018.05.15

~INTERVIEW~A.T.カーニー石田真康が歩む戦略コンサルタントと宇宙ビジネス活動という2つの世界

宇宙ビジネスに取り組むきっかけ。それは、30歳を手前に病に倒れた時、少年時代に抱いた宇宙への憧れを思い返したことだった。石田氏は戦略コンサルタントとして活動しながらどのように宇宙ビジネスに取り組んでいるのか語ってもらった。

2018.01.10

~INTERVIEW~ 経営共創基盤の10年【第4回】コンサル業界の枠を超えたプロフェッショナルファームの実像

経営共創基盤(IGPI)の代表的な実績の一つが、東日本の地方公共交通など8社を傘下に持つ「みちのりホールディングス」への出資と運営だ。経営難の地方公共交通事業を再建しローカル経済にも貢献している意味でも高い評価を得ている事業。なぜ右肩下がりが続く構造不況業種の地方公共交通に出資したのか、どのように事業再生の成功にまでに至ったのか。みちのりホールディングス代表取締役の松本順氏(経営共創基盤・取締役マネージングディレクター)に聞いた。

2017.11.22


ページの先頭へ