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2019.03.03 シグマクシス、39%出資しユナイテッドアローズ、博報堂と共に合弁事業を開始

シグマクシスと株式会社ユナイテッドアローズ、株式会社博報堂DYメディアパートナーズは、3月1日より、「株式会社fitom」(読み方:フィットム、URL:https://www.fitom.jp/)を通じた新たな合弁事業を開始した。株式会社fitomは、シグマクシスが39%、ユナイテッドアローズが34%、博報堂DYメディアパートナーズが27%出資して3月1日に合弁事業が開始される。

この合弁事業ではアプリケーションの利用を通じた新しい買い物体験を提供する試着シェアアプリ「fitom」の開発と運用を行う。「fitom」は、実店舗の個人の試着情報をコンテンツとして共有することで、お客様の買い物をお手伝いし、アパレル企業の販売促進を支援するアプリケーション。様々なアパレル企業のブランドが利用可能なプラットフォームとして提供される。

「fitom」でユーザーはネット通販で気になる商品を見つけた際、その商品の試着画像をリクエスト。実店舗を利用するユーザーが、その気に入った商品のタグを店頭でスキャンすると、該当商品のリクエスト件数に応じたインセンティブが表示され、その後商品を試着し、その様子を撮影、アプリから試着画像をシェアすることで、インセンティブを獲得することができる。リクエストをしたユーザーが試着画像を見て該当商品をネット通販で購入した場合、fitomが参加ブランドから一定の手数料を得るというスキームとなっている。

fitomのスキーム(下記プレスリリースより)
fitomのスキーム

2018年9月から11月にかけてテストマーケティングを実施し、週間アクティブユーザー率が継続的に向上。中盤以降は安定的に60%を超えるという良好な結果を得ており、この度の合弁事業開始に至ったとのこと。提供開始は2019年5月上旬を予定。参加ブランドを順次拡大し、2024年までに1000万ダウンロードを目指す。

詳しくは以下のプレスリリースをご覧ください。
https://www.sigmaxyz.com/news/2019/0301/
株式会社fitomのウェブサイト
https://www.fitom.jp/

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