2013.05.30 IFRS 強制適用見送り、任意適用へ
5月28日金融庁で企業会計審議会総会・企画調整部会合同会議が開かれ、国際会計基準、いわゆるIFRSの適用について、話し合われた。
産経ニュースによると、IFRS導入に向けた報告書の素案では「上場企業に対するIFRSの強制適用は当面見送る一方、企業に利用判断を委ねる「任意適用」の対象を緩和することが柱」となることが話し合われ、7月をめどに最終的な報告書をまとめることになる模様。最短で平成27年3月期から行われる予定の強制適用は先送りとなったとのことである。
同ニュースによると、日本ではIFRS採用企業と採用予定の企業を合わせて20社(22日時点)にとどまっているとのことである。監査法人各社の間ではIFRSの適用について、J-SOX(内部統制整備)ビジネス後の大きな売上の柱になりえるとの期待がずっと続いている。しかし、各社、当面の間待たされることとなるであろう。詳しくは以下のリンクをご覧ください。
企業会計審議会総会・企画調整部会合同会議
http://www.fsa.go.jp/singi/singi_kigyou/siryou/soukai/20130528.html
産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/130528/fnc13052822450019-n1.htm