2015.05.04 シグマクシス、三菱商事の事業を分割し設立する建設業界向けASP事業の新会社「MCデータプラス」へ10%出資
5月1日、シグマクシスは株式会社MCデータプラスに10%出資することを発表した。
MCデータプラスは、三菱商事が行う「建設業界向けのクラウド型システムサービス事業」(以下、建設ASP事業*)を分割・承継して設立される新会社。
IT大手、ITホールディングスの子会社であるインテックも加わり、シグマクシス、三菱商事、インテックの3社で7月1日より共同事業体制、社員16名でMCデータプラスの事業を開始する。出資比率は三菱商事74.4%、インテック15.6%、シグマクシス10%とのこと。
2000年から三菱商事が建設ASP事業を開始していた。大手建設会社から専門工事会社まで、現在 約2万8千社に利用され、これまで延べ3万箇所以上の建設現場で導入実績があるという。2005年からは、2005年からサービス提供を開始した建設現場における労務管理業務の効率化や正確性向上に資するクラウドサービスである「グリーンサイト」も提供。約19万社の建設関連企業の登録しているとのこと。MCデータプラスは、この事業を分割承継して設立される新会社とのこと。
三菱商事はMCデータプラスのデータ分析・活用ノウハウを活かし、これまでに蓄積されたデータ活用等、ビッグデータ活用ビジネスを新会社の新たな事業分野として立ち上げを推進。
シグマクシスは、サービス企画・開発パートナーとして、建設ASP事業の拡充に貢献すると共に、顧客企業およびビジネスパートナーのネットワーク、コンサルティングおよび新規事業開発の能力を活用し、業界を越えた企業間連携を通じて、新たな事業価値創造に貢献。
インテックは、技術パートナーとして、新会社にIT人材、IT基盤等を提供すると共に、建設ASP事業とシナジーが見込めるインテックの事業・サービスと密な連携を図ることにより、新会社の事業拡大に貢献するということだ。
シグマクシスは、積極的に業界・ソリューションにに強みを持った会社への資本参加などを進めている
シグマクシスは、2014年6月にサプライチェーン上の複数企業で多様な計画情報の共有を実現する米One Network Enterprises(ONE社)と戦略的パートナーシップを締結、また、2014年10月にはM&A戦略立案、M&A実行(有価証券等の価値算定、並びにそれら価値に関する助言業等)、M&A後統合(PMI)を行うSXAを設立、また同じく2014年10月には、Plan・Do・Seeグループのホテル運営・宴会・婚礼事業のノウハウをシステム化した株式会社Plan Do See Systemへの資本参加など、積極的に業界やソリューションにに強みを持った会社への資本参加などを進めている模様。
詳しくは以下のリリースをご覧ください。
https://www.sigmaxyz.com/news/2015/0501/