インターネットイニシアティブ（IIJ）、インテック、ワコムの3社は、9月10日シグマクシスへ資本参加した模様。IIJとインテックはシグマクシスの株式の10％強を取得。ワコムは5％程度取得したとみられる。

これまでシグマクシスの株式は三菱商事が70％、投資会社のRHJインターナショナルが20％強所有していた。ITproや日経新聞の報道によると、３社は三菱商事とＲＨＪインターナショナルが保有するシグマクシスの株式を譲り受けたということで、三菱商事の出資比率は78％から57％に、ＲＨＪの出資比率は22％から11％に下がったということだ。譲渡価格は非公表。

IIJとの資本提携で、シグマクシスはITコンサルティングサービス領域を中心に連携をより強化、推進していくというこ。すでに共同での営業活動を推進している。具体的にはIIJが強みとする、ITプラットフォームの活用し顧客企業の経営課題解決を行っていくことで、資本参加の効果を発揮していくという。

また、インテックとシグマクシスはITサービス領域における連携について協議を開始する予定としている。インテックが強みとするアウトソーシングサービスおよび各種ソリューションは、顧客企業の経営課題解決を検討する上で大きな効果を発揮すると見ており、インテックのサービスおよびソリューションを顧客企業の経営課題解決につなげるためには、ビジネスコンサルティング能力は不可欠であるため、シグマクシスが協力していく模様。

ITpro、日経新聞等の報道によると、ワコムも5%程度の資本参加を行ったとされているが、シグマクシス社およびワコム社のプレスリリースには掲載されていない。詳しくは以下をご覧ください。

シグマクシスプレスリリース：http://www.sigmaxyz.com/topics/
インターネットイニシアチブ：http://www.iij.ad.jp/news/pressrelease/2013/0910.html
インテック：http://www.intec.co.jp/
ITpro: http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20130910/503799/?top_tl2