2022.12.19 DXテクノロジー事例|週刊DXニュース(2022年12月号No.2)
DX(デジタルトランスフォーメーション)事例をテクノロジー視点でご紹介する「週刊DXニュース」。今回は、「DX×AI」や「DX×NFT」をキーワードに、11/30~12/12に発表されたニュースをまとめてご紹介します。DX・テクノロジーのトレンドに関心がある方は、ぜひご一読ください。
2022年12月号No.2
目次
・DX事例|AI
- 「AI実力スコア」によってあと何点とれば試験に合格できるのかが一目で分かる
- 気乗りしない忘年会を丁重に断れる「忘年会お断り文章生成AI」提供開始
- 阪急本線においてAI画像認識による事故防止・日常巡視点検の省人化を図る実証実験を開始
・DX事例|NFT
- 名古屋鉄道、「電撮カードNFT」を数量限定で販売
- QRコードを読み取るだけで簡単にNFT所有の認証が可能に
DX事例|AI
DX×AI事例に関して、11/30~12/12に発表されたニュースを3点ご紹介します。
「AI実力スコア」によってあと何点とれば試験に合格できるのかが一目で分かる
KIYOラーニングは、「AI実力スコア」機能を同社が提供するオンライン資格取得講座の司法試験・予備試験講座で開始しました。既にスタディング中小企業診断士講座などでは導入されており、累計2万7千人が本機能を利用しています。個人の試験成績や学習データからリアルタイムでAIが分析し、試験対策のサポートを行います。資格取得に励む方は一度体験してみてはいかがでしょうか。
最難関の司法試験・予備試験講座でも「AI実力スコア」を実装 試験本番の得点をAIがリアルタイムで予測!
気乗りしない忘年会を丁重に断れる「忘年会お断り文章生成AI」提供開始
デジタルレシピ社が、忘年会を断りたい人のために人間関係を傷つけずに断るための「忘年会お断り文章生成AI」をリリースしました。20代~60代の男女700名を対象とした調査によると、約47%が「仕事関係の忘年会に参加したくないが、参加する」と回答していることが分かりました。忘年会のみならず、日ごろの飲み会などもできるだけ穏便に断るためにも、活用が期待されるサービスではないでしょうか。
約47%が忘年会に「仕方なく参加する」と回答。人間関係を傷つけず、丁重に忘年会を断るための「忘年会お断り文章生成AI」をリリース。
阪急本線においてAI画像認識による事故防止・日常巡視点検の省人化を図る実証実験を開始
NEC、アイテック阪急阪神、阪神ケーブルエンジニアリングは、阪神本線においてローカル5GおよびAI画像認識などを活用した実証実験を行います。近年、AI画像認識による点検業務や危険察知などのソリューションが増えてきています。より安全な社会づくりや作業の効率化を図るために、チェックしておきたいトピックです。
DX事例|NFT
ここからは、NFTを活用した事例をご紹介します。
名古屋鉄道、「電撮カードNFT」を数量限定で販売
名古屋鉄道が、LINEのNFTマーケットプレイスである「LINE NFT」にて「電撮カードNFT」を数量限定で販売します。電撮カードとは、過去の引退車両や通常では撮影できないアングルの貴重な写真が用いられた1日フリーきっぷの販促品であり、今回それをNFTとして販売します。熱狂的なファンが多い鉄道グッズのNFT販売は、今後各社取り組みを進めることになるのか注目です。
名古屋鉄道初の 「電撮カード NFT」を数量限定で販売します
QRコードを読み取るだけで簡単にNFT所有の認証が可能に
NFTのレンタルを可能にする流通基盤「RentaFi」を提供するsynschismoが、NFTの所有をQRコードで認証することができるサービス「NFTauth」の提供を開始しました。NFT利用拡大が進む中、本サービスによってNFTの保有を確認・認証することが求められる場面でスムーズに対応することができます。NFTを保有している方・今後持ちたい方は、ぜひご一読ください。
NFTの所有をQRひとつでNFTを認証・確認できるサービス「NFTauth」を提供開始
まとめ
今回は、DX・テクノロジー事例について、「DX×AI」、「DX×NFT」に関するニュース(12/7~12/13)をご紹介しました。DXの取り組みは今後ますます加速していくことが予想されます。こちらのコーナーを通して、今後も皆様にいち早く情報をお届けできればと思います。