2022.09.20 DXテクノロジー事例|週刊DXニュース(2022年9月号No.2)
DX(デジタルトランスフォーメーション)事例をテクノロジー視点でご紹介する「週刊DXニュース」。今回は、「DX×AI」や「DX×メタバース」、「DX×NFT」をキーワードに、9/6~9/12に発表されたニュースをまとめてご紹介します。DX・テクノロジーのトレンドに関心がある方は、ぜひご一読ください。
2022年9月号No.2
目次
・DX事例|AI
- AIの自然言語処理によって東日本大震災当時の対応記録を可視化
- 中小製造業のユーザーでも手軽にAIシステム導入ができる「簡易型AI検品システム」を開発
・DX事例|メタバース
- DMM、オリジナルのメタバースの開発を開始
- 三井住友FG、メタバースに関する調査・研究を行うためのバーチャル空間を開設
・DX事例|NFT
- 誰でも簡単にNFTの特徴である “唯一性”の価値を体験することができる製品を発売
DX事例|AI
DX×AI事例に関して、9/6~9/12に発表されたニュースを2点ご紹介します。
AIの自然言語処理によって東日本大震災当時の対応記録を可視化
NTTデータ東北は、東日本大震災で被災した市町村が持つ当時の対応記録をAIで自然言語処理を行い、可視化しました。地震の発生が多い日本において、震災に直面した際により適切な対応をとるために、実際のデータを今後に活かすことが今後求められるのではないでしょうか。
「東日本大震災」の対応記録をAIの言語処理とTableauの可視化により自治体が保有する災害情報を有効活用
中小製造業のユーザーでも手軽にAIシステム導入ができる「簡易型AI検品システム」を開発
エッジAIに強みを持つFCNT社とAIによる検品パッケージなどを提供するArithmer社が協業し、「簡易型AI検品システム」を開発しました。本システムは、AIを活用したシステム導入に難しさを感じている中小製造業のユーザーにも手軽に始められることが特徴です。AIソリューションをより簡単に使うことができる事例として、AIソリューション開発に関心のある方は見逃せないニュースです。
FCNTとArithmer、AIモデルを自作し、利活用できる画像認識AI検品システムで製造業のDXを推進
DX事例|メタバース
ここからは、メタバースを活用した事例をご紹介します。
DMM、オリジナルのメタバースの開発を開始
DMMが新たなメタバースプロジェクト「Mid Mega City」の開発を始めました。動画配信やゲームなどに強みを持つDMMだからこそ創ることができるメタバースコンテンツにも期待が高まります。メタバースに興味のある方はぜひご一読ください。
DMMメタバースプロジェクト『Mid Mega City』Unreal Engine 5で開発を始動
三井住友FG、メタバースに関する調査・研究を行うためのバーチャル空間を開設
三井住友フィナンシャルグループは、メタバースに関する調査および研究を行う実証実験場としてバーチャル空間「virtual hoops link」を開設しました。virtual hoops linkでは、イベントスペースや会議スペース、コミュニケーションスペースとして利用可能となっており、メタバース空間内での共創が期待されます。企業のメタバース活用事例として非常に参考になるトピックです。
メタバースに関する調査・研究を行う実証実験場「virtual hoops link」開設について
DX事例|NFT
最後に、NFTに関する最新の事例のご紹介です。
誰でも簡単にNFTの特徴である “唯一性”の価値を体験することができる製品を発売
NFTの価値を簡単に体験することができるNFT Frame「iMAMIRAi(イマミライ)」が販売されます。「iMAMIRAi(イマミライ)」によって、NFTの特徴である“唯一性”を手軽に体験することができます。これからNFTの購入を検討している方やNFTに興味のある方はぜひチェックしてみてください。
誰もが簡単にNFTの価値を体験できる、NFT Frame「iMAMIRAi」発売のお知らせ
まとめ
今回は、DX・テクノロジー事例について、「DX×AI」、「DX×メタバース」、「DX×NFT」に関するニュース(9/6~9/12)をご紹介しました。DXの取り組みは今後ますます加速していくことが予想されます。こちらのコーナーを通して、今後も皆様にいち早く情報をお届けできればと思います。