2022.06.06 DXテクノロジー事例|週刊DXニュース(2022年6月号No.1)
DX(デジタルトランスフォーメーション)事例をテクノロジー視点でご紹介する「週刊DXニュース」。今回は、「DX×AI」や「DX×メタバース」、「DX×NFT」をキーワードに、5/24~5/30に発表されたニュースをまとめてご紹介します。DX・テクノロジーのトレンドに関心がある方は、ぜひご一読ください。
2022年6月号No.1
目次
・DX事例|AI
- 「会話を目で見る」LINEが開発したAI音声認識アプリ「CLOVA Note」とは?
- 従来のAI通訳機「ポケトーク」がスマホアプリとして気軽な利用が可能に
- 世界最高精度の画像認識AI、画像1枚から部品が変更された新規の物体を即座に検出
・DX事例|メタバース
- 福岡PayPayドームをメタバース化?「バーチャルPayPayドーム」を提供へ
・DX事例|NFT
- 自民党が青年局会議・研修会参加者、政策コンテスト表彰者に譲渡不能なNFTを配布
DX事例|AI
DX×AI事例に関して、5/24~5/30に発表されたニュースを3点ご紹介します。
「会話を目で見る」LINEが開発したAI音声認識アプリ「CLOVA Note」とは?
LINE社のAIテクノロジーブランドである「LINE CLOVA」が、無料で利用可能なAI音声認識アプリ「CLOVA Note (クローバ・ノート)」のベータ版を提供開始します。音声情報をテキストベースに変換することにより、「会話を目で見る」ことが可能になります。会議などの文字起こしツールとして今後注目されるサービスなのではないでしょうか。
無料のAI音声認識アプリ「CLOVA Note β(クローバ・ノート)」 本日より提供開始!
従来のAI通訳機「ポケトーク」がスマホアプリとして気軽な利用が可能に
ポケトーク株式会社は、AI通訳機「ポケトーク」をスマホアプリとして提供開始することを発表しました。アプリ化することによって、より手軽に利用できるようになります。コロナが下火になり、海外に行く機会が増える方や仕事で必要になる方はぜひ一度チェックしてみてください。
世界最高精度の画像認識AI、画像1枚から部品が変更された新規の物体を即座に検出
東芝が、多数の部品や設備を扱う工場などの製造現場において、製品や部品の変更が発生しても新しい物体の画像1枚を登録するだけで、即座に検出することができる画像認識技術を開発しました。日々、新しい部品などが追加される製造現場や物流現場での活用が期待されます。製造業のDXに関心のある方は、ぜひご一読ください。
DX事例|メタバース
ここからは、メタバースを活用した事例をご紹介します。
福岡PayPayドームをメタバース化?「バーチャルPayPayドーム」を提供へ
ソフトバンク株式会社と福岡ソフトバンクホークスが、福岡PayPayドームをメタバース化するために協業します。試合中、ピッチャーの投球の軌跡をバーチャル空間に再現するものや、ドーム内の選手ロッカールーム訪問などもメタバース空間で可能になります。メタバースによる新たな顧客体験として注目のトピックです。
ソフトバンクと福岡ソフトバンクホークスが協業してPayPayドームをメタバース化
DX事例|NFT
最後に、NFTに関する最新の事例のご紹介です。
自民党が青年局会議・研修会参加者、政策コンテスト表彰者に譲渡不能なNFTを配布
自民党が、青年局会議・研修会で配布する出席証明および記念バッジや政策コンテスト表彰者向けのNFTの発行のため、ブロックチェーンスタートアップのIndieSquareの「HAZAMA BASE(ハザマ ベース)」を採用しました。「HAZAMA BASE(ハザマ ベース)」は、低コストで誰でも簡単にNFT発行が可能なサービスです。NFTの発行を検討している方は、チェックしておきたいサービスです。
まとめ
今回は、DX・テクノロジー事例について、「DX×AI」、「DX×メタバース」、「DX×NFT」に関するニュース(5/24~5/30)をご紹介しました。DXの取り組みは今後ますます加速していくことが予想されます。こちらのコーナーを通して、今後も皆様にいち早く情報をお届けできればと思います。